こんにちは、つよしです。
今回はオーディオです。
マランツの「SACD 30n」を購入しました!
結論から言うと、「いいよ、これ!」です。
オススメできます。
購入した理由は利便性の向上のためです。
Amazon music HDがほぼ私の音楽の楽しみかたになりました。
従来のシステムはスマホからマランツのネットワークオーディオ「NA6006」、
アキュフェーズのCDプレイヤー「DP-430」をDACとして使用してアキュフェーズのアンプ「E-370」、スピーカーがB&W「702S2」でした。
これで音は満足していましたが、ひとつだけ欠点がありました。
アキュフェーズのDP-430をDACとして使用すると音源のサンプリングが変わるたび、プレイリストの曲を変えるたびに「カチ、カチ」とリレー音がするのです。
結構、耳障りで気になっていました。
同一のアーティストでもAmazon musicでサンプリングが異なることはかなりあります。
そのたびに「カチ、カチ」いうとね、興ざめなのです。
がっくりしてしまいます。
ネットワークオーディオ「NA6006」のDACだとリレー音がしないので、DP-430を経由せずアンプに接続すればよかったのですが音質的に無理でした。
音質を重視して「DP-430」を経由していたのですが、リレー音がうるさいことに悩まされていたのです。
それを解消する装置がマランツから出ました!
それが「SACD 30n」です。
購入したポイントはふたつです。
「HEOS built – in」と「ディスクリートDAC」搭載です
「HEOS built in」ということはHEOSがはいっているということです。そのままですが。
Amazon music を楽しむアプリ「HEOS」が入っていないと、私はもう音楽が楽しめません。
DENONとマランツしか「HEOS」が使えません、開発したところだから。
いままで高級と言えるオーディオで「HEOS」がはいっている装置はありませんでした。
それで「SACD 30n」が出たのでとても気になって。
そしてもうひとつのポイントがマランツ独自の「ディスクリートDAC」です。
これはマランツの上位機種である「SA-10」、「SA-12」にしか搭載されていません。
このDACが「SACD 30n」に搭載されたので、いよいよ買いかなと。
アキュフェーズと比べてどうかが不安でしたが、マランツの自信があるDACなのでたぶん大丈夫だろうと購入しました。
「SACD 30n」でサンプリングが変わるときリレー音がしないか少し不安でしたが調べたところ大丈夫そうだったのでおもいきって買いました。
▼箱、あけるときうれしい
▼高級感あります、上はマニュアルなどですね
▼マランツのシールがはってあります
▼マニュアルやリモコン
こちらも立派な感じです。オーディオケーブルがかなりショボい感じなのは気になりましたが。
▼電源ケーブルもまあまあ立派
▼包みをオープン
思っていたより大きい。想像では横が少しコンパクトと思っていましたが、フルのサイズでした。
▼背面
バランス端子がないのがちょっとさみしい。でもバランス、アンバランスどちらで接続するか迷わないのでいいとも言えます。
アンバランスの可変出力がついていますが、私としてはいらないですね。
▼リモコンはずっしりして高級感あります
左はNA6006、右がSACD 30nです。見た目ではわからないかもしれませんが、同じマランツでもぜんぜん違います。SACD 30n用の方が金属のかたまり感があります。
▼DP-430と大きさの違いです
DP-430のほうが大きいですが、SACD 30nも案外大きいです。
▼Bluetoothのアンテナを接続
私の場合、有線のLANケーブルに接続するのでアンテナは必要ありませんが、iPodを再生するときBluetoothがいるので。
有線LANなのでWi-Fi設定は一切いりません。勝手に装置が認識してくれます。
すごく楽です。
▼まずはアップデート
いまどきのネット接続の装置はこの流れです。
▼スマホのHEOSアプリも「SACD 30n」を認識ずみです
便利な時代になったなぁ。
では最初に聞く曲は何にしようかな?
「あいみょん」でいきます。「あいみょん」の音質いいですからね。何気にハイレゾだし。
最初の「SACD 30n」の印象は…
「アキュフェーズと違う!」
それは当たり前でしょ。
私はオーディオ評論家ではないので、とりあえずほめたりはしません。
何かアキュフェーズとは違うなぁ、何がというと、
アキュフェーズ「DP-430」はどの音域もフラット、マランツの「SACD 30n」は中音域がやや多いかなぁという印象です。
どちらがいいというのとは違いますね。
好みです。おそらく最初はアキュフェーズの記憶が多いので違和感があります。
時間がたてばマランツでいいなぁと思うでしょう。
気になるリレー音もまったくありません。快適です。
やっとネットワークオーディオの到達点にきた気がします。
そういえば「SACD 30n」はその名のとおりSACDも再生できます。
ではSACDの再生を…
「SACD」がない!おどろくべき事態です。探したのですがSACDがないのです。
そういえば、DENONのSA1を処分したあと、アキュフェーズDP-430はCDしか再生できないのでSACDは全て処分したのでした。
2018年のことでした。もうSACDプレイヤーを買うことはないと思っていたのですが、2年後に買うなんて。
人生わからないものです。
ということでCDを再生。CDあったかな?
あった、あった。
▼トレーオープン
トレーの質感はまあまあ。
セットして装置にのみこまれる感じの雰囲気もまあまあです。
ディスクの回転音はわりと大きいかなと思いました。
SACDの回転音も聞きたかったのですが、ないので聞きようがありません。
CDの音質はAmazon musicを再生したときと同様です。
ウォームないい感じです。
デザインはマランツの新しいものになっています。
装置はしの方のデザインが独特です。どこから見ても面がないような。
カッコイイような気もしますが、好みの問題でしょう。
側面が光るので雰囲気がいいです。暗くしてパチリ。
ちなみに明るさは消灯もふくめて4段階。
そろそろまとめましょう。
私のオーディオ生活はネットワークオーディオ:CD = 98:2です。
もう、ほぼCDは必要ありません(みんなサブスク解禁したらいいのにねぇ)。
ただ、すべてのアーティストがAmazon musicにはいっているわけではないので、CD再生もときには必要です。
そういう用途ではマランツの「SACD 30n」は最適な選択です。
ていうか高級オーディオでHEOSがはいっているのは2020年11月では「SACD 30n」一択です。
アキュフェーズでもそういう機種があればいいのですが、HEOSの関係でそれは無理でしょう。
音楽を聞くことは便利さも重要です。
マランツ「SACD 30n 」はとても満足できる買い物でした。
細かい使いこなしはまた次回。
ちなみに「SACD 30n」に対応するアンプ「MODEL 30」も同時に発売されていますが、こちらはHEOSがはいっていないようです。
そもそもCDの再生がないならアンプにHEOSが入っていればいいですからね。
それは現在のところマランツではなしということでしょう。
便利なネットワークオーディオ時代が私にきました。
以上です。
さようなら!
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