磁気共鳴専門技術者試験 解答 第14回 26-30問目

投稿者: | 2020年8月2日

磁気共鳴専門技術者試験 解答 第14回 26-30問目

 

こんにちは、つよしです。

第14回26-30問目です。

 

26) 一般的名称 超電導磁石式全身用MR 装置の薬機法上の位置づけに該当するものはどれか. 3 つ選べ.

 

  1. 一般医療機器
  2. 設置管理医療機器
  3. 内蔵機能検査用器具
  4. 機能検査オキシメータ
  5. 特定保守管理医療機器

 

正解は2, 3, 5です。

 

MRI装置の添付文書に書いてあります。

 

27) 下表はJISZ4951:2017 に記載されているSAR 上限値を示している.( )の中に入る適切な組合せはどれか.

  1. A:2 B:4 C:2
  2. A:1 B:4 C:2
  3. A:6 B:2 C:10
  4. A:6 B:4 C:2
  5. A:1 B:2 C:10

 

正解は4です。

 

28) 以下の記号に関する正しい記述はどれか. 2 つ選べ.

  1. (A)の機器は全てのMR 装置に無条件で使用できる.
  2. (B)は取扱説明書を参照してほしいという意味である.
  3. (C)はMR 適合性の試験結果を表示するための標準規格表示である.
  4. (D)は強磁場警告を表しているためMR 撮影室入り口に掲示するべきである.
  5. (E)は能動的植込心臓デバイス装着者の立入り禁止を示しているためMR 撮影室入り口に掲示するべきである.

 

正解は2, 3です。

 

1はMRコンディショナルですね。条件付きで使用できます。

2の記号は確認できませんでした。ほかが違うのでおそらく正解では。

3はそのまま。

4の記号も確認できませんでした。

5は心臓デバイスだけを指しているわけではありません。

 

29) 下表はJISZ4951:2017 に記載されている固定パラメータオプション:ベーシック(FPO:B)の円筒型MR 装置に適用可能な上限値を示している.( )の中に入る数値で適切な組合せはどれか.

  1. A:3.0 B:3.2
  2. A:1.5 B:3.2
  3. A:1.5 B:5.0
  4. A:3.0 B:5.0
  5. A:7.0 B:3.2

 

正解は2です。

 

30) 条件付MRI 対応ペースメーカに関する正しい記述はどれか. 2 つ選べ.

 

  1. オーバーセンシングが起こると頻脈になる.
  2. MRI 検査時は必ず生体モニタを装着しなければならない.
  3. ペースメーカのMRI 対応モードは自己脈より短く設定する.
  4. ペースメーカ手帳の表紙には必ず適応磁場強度が記載されている.
  5. ジェネレータのみをMRI 対応機種に交換すると条件付MRI 対応になる.

 

正解は2しかわかりません。

 

1のオーバーセンシングとは心拍ではない信号を心拍と誤認することです。

2はそのまま。

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3は調べると安定した自己心拍がなく、ペーシング依存状態の方は自己心拍より高めのレートで非同期ペーシングを行うようです。

4のペースメーカ手帳の表紙には磁場強度は書いていないものもあります。

5はリードもMRI対応でなければいけません。

 

磁気共鳴専門認定を受けるならMRI対応ペースメーカの設定も知らないといけないみたいですね。たいへん!

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI