こんにちは、つよしです。
MRIがアップグレードしてmDIXON TSEというものが使えるようになりました。
これがかなり優秀なのです。
動きがない部分であれば、ほぼ完璧に脂肪抑制T2強調が撮像できます。
今まで四肢など磁化率の変化が大きい部位ではSTIRで撮像していました。
でも、STIRで撮像するメリットがなくなったのです。
それで、そのあたりの部位のSTIRをすべてmDIXON TSEに変更することにしました。
これがまあ大変。
FOVが異なるのでそれぞれの部位にわけて、左右で名称をかえて条件を作成しています。
これを全部、変更していくわけです。
普通のT2強調をmDIXONに変更して、時間が延長するのでCSをいれて…
自分だけが使用するのではないので、失敗するわけにはいきません。
全部、完璧というわけにもいきませんが。
これを業務終了後、または始業前にするのです。
現在、業務中は指導しているので、あまり自分が装置をさわれません。
また、いっぺんに変更すると間違ってしまいそうだし、集中力がきれるので少しずつしています。
面倒すぎる。
しなくてもいいけど、キレイに条件を作成するのが趣味でもあります。
このため、日々コツコツ条件を変更するのです。
仕事として行っているのか、自分のためにしているのかわからなくなりますけど。
まあ完成したらうれしいわけです。
完成しても、また次の設定をしたくなるのですが。
MRIに関わっている限り、ずっと条件の最適化をしているのだと思います。
仕事に興味がわかないより、することが多い方がよっぽどいいですが。
4月には新しいMRI装置が導入されますが、そちらは後輩に任せてよかったと思います。
装置メーカーが変わるので、ゼロから条件を構築しなければいけません。
現在の装置だけでも、手一杯な感じなので。
それにしてもMRIは手がかかる装置だと思います。
条件にこだわらなければいいですが、こだわるとどこまででもできてしまいます。
誰も気づかない程度で、自分だけが満足していることもしばしばありますが。
既存の装置がアップグレードして1ヶ月半。
今月末までには、条件変更を終了しておきたいなと思っています。
新しい装置の条件は作成しませんが、装置の使い方自体は覚えないといけないので。
新しい装置では、あまり自分が前面に出ないようにして仕事をしないといけません。
MRIに関してはそういう立場になるのは久しぶりです。
口出しせずに見守っていこうと思っています。
果たしてできるかどうか(笑)。
以上です。
さようなら!