こんにちは、つよしです。
先日、MRIがアップグレードしました!
これでまた新しく入ったソフトを使いこなすため、検討が必要になります。
課題があるとやりがいが増えて仕事が楽しくなるのですね。
やりたいことがある仕事っていいものです。
今回のMRIのアップグレードの目玉は「圧縮センシング」です。
これが入ると検査時間を短縮することが可能になります。
ここで問題が…
「圧縮センシング」のパラメータを調整しようと思ったのですが項目がない。
アレ?
こんなことがあるかな?
他のソフトはちゃんと入っています。
リリースも最新のもとなっています。
それなのに肝心の「圧縮センシング」がない。
なんと、作業する方が入れ忘れたみたいです。
こんな凡ミスをするんだなぁ。
ある意味、感慨深い。
最も必要なものを忘れるなんて。
例えるならステーキ定食を持ってきて、ステーキがない状態。
ご飯や他のおかずはあるのにメインのステーキがない。
それ忘れる?
心が広い私は笑ってやり過ごすことにしました。
でも、はやく使えるようにしてほしい。
それ以外のソフトは使えます。
最新のソフトは肝臓の造影を呼吸しながら撮像できるシーケンス。
4Dフリーなんとかです。
呼吸停止できない患者さんでも、それになりの画質で撮像できるというものです。
基本は呼吸停止で撮像するのでなかなか出番はなさそうですが。
あとは脳の血管を選択的にラベルして血流を描出するものです。
こちらの名称は4Dトランスだったかな?
ただ、血管を選択的してラベリングパルスを当てるのが難しそう。
これも出番はあまりなさそうですが。
あとは体動補正シーケンスでやっとSENSEが使えるようになりました。
このシーケンスは初期のままでかなり撮像時間がかかっていました。
パラレルイーメジングで時間短縮できそうなので、かなり使えると思います。
あとはSE系でもDIXON法による脂肪抑制が使えるようになりました。
時間は倍になりますが、T2強調の脂肪抑制はかなり使えそう。
時間を短縮する設定にすれば、かなり便利だと思います。
さらに呼吸停止せずにEOB肝臓検査の肝細胞相をGREの体動補正するシーケンス。
3D VANEだったかな?
これは時間がかかりますが、かなりSNが高そう。
呼吸停止しにくい患者さんには使えるかもしれません。
こんな感じで使いこなしはたいへんそうです。
その分、設定する楽しみが増えるというものです。
でも、とりあえず「圧縮センシング」はいれてほしいところです。
以上です。
さようなら!