オヤイデ電気の「TUNAMI II SP-B V2」を試してみた件

投稿者: | 2021年5月16日

こんにちは、つよしです。

 

先日申し込んだ、オヤイデ電気のスピーカーケーブル「TUNAMI II SP-B V2」が届きました。

 

借りたのはレンティオという会社です。

 

費用は5,500円です。

定価は45,000円のものですから、このくらいの費用になるのでしょう。

3泊4日という限られた時間なのでしっかり試してみようと思います。

 

結果から言うと「買うほどでもない」でした。

高級スピーカーケーブルの実力はどんなものだろうと思いましたが、私の耳ではそこまで変わりませんでした。

 

まずは届いたところからです。

スピーカーケーブルなのにすごい大きな箱で届きました。

そして、持つと重い!

スピーカーケーブルではないものが送ってきたのかと思いましたが、間違っていませんでした。

開けてみると、すごい高級感です。

そして、おおきい。

ケーブルとは思えない大きさです。

比較として化学の参考書と一緒に撮影です。

比較するのはBELDEN 9497です。

価格は3,750円です。

45,000円の1 / 10以下です。

 

「TUNAMI II SP-B V2」のカバーなどをはずした全体像です。

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ケーブルの径がすごく太いです。

接続する方向が指定してあります。

試聴サンプルのシール付き。

アンプはアキュフェーズE-370、スピーカーはB&W 702S2です。

 

試聴にあたり、普段はBELDEN 9497をバイワイヤリングで接続しています。

それに対し今回は1ペアしかケーブルがないので、ショートプラグでスピーカーを接続しました。

 

接続するときに問題発生。

バナナプラグが固くて端子にささりません。

しかたなく、通常のスピーカーケーブルのように横から接続しました。

そして、ケーブル自体が固いので接続するのも大変でした。

 

つないだところ、2.5mもあって私のアンプ、スピーカー距離では長いのです。

ケーブルの色は白なので、スピーカーとあっています。

聞いたのは、あいみょん「愛を知るまでは」。新曲ですね。

ケーブルの見た目インパクトがすごいので、聞いてみると、

「あんまり変わらない?」

えっ?えっ?

みたいな感じでした。

 

全体的なSN感は良くなった気はします。

分解能は上がった気がします。

確かに良くなった。一番よくなったのは低域が力強くなりました。

 

でも、10倍の価格差があるかというと、「無い」。

高級スピーカーケーブルとはどんなものだと思いましたが、買うほどでもないというのが率直な感想です。

 

あくまで私の耳なので、もっと音がわかる方には違うかもしれません。

 

ここで考えたのは音質の「満足度曲線」です。

このために作りました(笑)。

横軸が価格、縦軸が音質です。

 

価格が上がるほど音質は上がりますが、あるところを過ぎるとあまり変わらなくなる。

 

物の価値もそうだと思いますが、ある程度までは価格に比例する感じですが、一定を超えると好みの問題になる。

というものです。

 

恋愛もそうですね。最初は会うたびに気持ちが上がりますが、一定を超えるとそんなに楽しくなくなる。

まぁ、そんな感じですね。

恋愛の話はなくてよかった(笑)。

 

オーディオ機器ならば20万円くらいまでは、価格に比例して音がよくなると思いますが、それ以上は好みの方が重要になります。

 

私の場合、スピーカーケーブルはBELDEN 9497である程度満足できているようです。

これ以上でも、そんなに差がわからないかもしれません。

ほかのスピーカーケーブルを試していないので、断言はできませんが。

 

結果的に3泊4日でしたが、あっさり試聴は終わりました。

 

そして、やっぱりバイワイヤリング接続がよさそうなので、低域は「TUNAMI II SP-B V2」、高域はBELDEN 9497にしてあとの期間を楽しむことにします。

 

これが一番よさそうなので。

ケーブルの長さがBELDEN 9497が1.5mで「TUNAMI II SP-B V2」は2.5mなので音の遅延は大丈夫かと思いましたが、まったく問題ありませんでした。

 

レンティオでは借りたものをそのまま買い取ることもできるそうです。

借りてよさそうだったらそのまま買える。という便利なサービスです。

ただ、「TUNAMI II SP-B V2」はそれに対応していませんでした。

その変わり、同じケーブルであれば3,300円割引で買えるというクーポンつきでした。

 

気に入ったら安く買えるとは、うまいこと考えますね。

 

返却はコンビニ、宅急便などで返送します。

用紙が同梱されていたので、元箱に戻して送るだけです。

 

今回は気になるオーディオアクセサリーを試すことができました。

結果的には購入しませんでしたが、それはそれでよかったと思います。

実際、使用してみないとわかりませんからね。

 

アンプなんかもこんなサービスあったらいいのにねぇ。

 

以上です。

さようなら!

 

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