人出不足で装置が動かせないようになってきました。

投稿者: | 2023年9月2日

こんにちは、つよしです。

 

今どきの日本の実情を私が所属する施設も反映してきました。

有給を取りやすくなったのはいいのですが、その分、人がいないのです。

 

当たりまえですが。

MRI装置を昼休みに動かす人がいないのですね。

 

MRI装置は高額機器で検査時間がかかるため、だいたい勤務時間中はずっと稼働しています。

 

そうしないと当日に検査が入った方に対応できないから。

それに昔は忙しいときは昼休みを短くしていました。

 

今ではどんなに忙しくてもキッチリ休み時間をとるようしています。

そうすると、昼休みに検査できなくなるのですね。

 

交代する人がいれば大丈夫なのですが。

有給をとる人が多い日はまわらなくなります。

 

今のご時世、増員はありえません。

人を増やせば売り上げは上がりますが、その分、人件費も上がります。

 

おそらく人を一人雇うコストの方が多くかかると思います。

このため人がいないときは装置を止めるしかありません。

 

ということで、当日の検査は受け付ける件数を減らしています。

こんな流れで売り上げが減っていくのです。

 

そもそも、当日の依頼でMRI検査をするというシステムに無理があるのですが。

だったら、患者さんを受け入れなければいいと思うのです。

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そこは売り上げを上げたいのでしょう。外来は受け入れるのですね。

つじつまが合いません。

 

それにしても時代は変わったなあと思います。

昔は休み時間もなくずっと働いていました。残業もバリバリしていました。

 

当時はそれが当然だと思っていました。

でも、時代が変われば考え方も変わってきます。

 

どちらかと言えば、今は私も休みはちゃんととりたい。

また、有給もとりたいときにとれるのがいいと思います。

 

みんなでゆるく生きていったらいいと思うのです。

ただ、今は移行期だと思うので、そんな雰囲気になりきれてはいません。

 

でも、確実にそんな流れになっています。

人がいないなら動かさなくていい。

 

高額の機器だけれど、それをいれるだけではダメなのです。

本気で売り上げを上げたいなら、人員を増やしてバンバン検査する方がいい。

 

まあ、そんな時代にはならないでしょう。

病院もゆっくり沈んでいると思います。

 

日本の状況と同じです。

以前の日本は給料が高く先進国だったと思います。

 

それは、もう過去のことです。

現在の日本の賃金は安いし、国の力もめっきりなくなってしまいました。

 

ただ、この緩い流れのほうがラクでいいです。

みんな一緒に沈んでいきましょう!

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI