やっとMRI装置を購入してもらえそうな雰囲気になってきた件

投稿者: | 2022年4月4日

こんにちは、つよしです。

 

私が所属する施設のMRI装置は2台あります。

そのうちの1台はもう17年を経過しています。

 

いつ故障して使えなくなってもおかしくない状況です。

メーカーの部品供給も完全なものではなくなっています。

 

それでも、更新してくれませんでした。

なにせ高いですからね。

 

病院が黒字というわけでもありません。

でも、2台体制を維持するなら、いい加減更新しなければいけない時期になっています。

 

このような状況が数年続いていました。

それでやっと今年度、MRI装置を購入してくれそうな雰囲気になってきました。

 

まだ、確定ではなく購入しそうな感じ程度ですが。

それでも大きな進歩です。

 

今まではMRI装置の見積もりすらいらないという状況でしたから。

老朽化したMRI装置は故障しがちだし、正直うんざりしていました。

 

この状況からやっと抜け出せそうです。

やっとわずかながら新しい希望が見えてきました。

 

そうなると、消えかけてきた私のMRIに対する情熱が戻ってきた気がします。

もう、メラメラです(笑)。

 

新しい装置は3.0Tになるか1.5Tになるか。

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更新対象の装置は1.5Tです。

 

でも、もう1台の装置は3.0Tなのです。

3.0と1.5Tの装置が混在すると画質が違うので使う側からすると面倒なのです。

 

なので3.0Tの2台体制にしたい。

でも、3.0Tの方が高いのですね。

 

2億円超しちゃいます。

中規模の病院としてはMRI装置はもっとも高額な機器になります。

 

でも、1.5Tより3.0Tの方がいいなと思っています。

ていうか2台なら磁場をそろえたいのですね。

 

果たしてどうなるでしょうか?

それと更新対象ではない3.0T装置も古くなっています。

 

これも同時にアップグレードしたいのです。

撮像の高速化技術である圧縮センシング(CS)がないのです。

 

現在のMRIではCSがないと話にならないと思っています。

新装置を購入すれば当然CSが入っています。

 

でも、古い装置にはCSがありません。

そうなると装置の偏りがはげしくなるのですね。

 

みんな新しい装置で検査しようということになってしまいます。

そうなると2台装置があるのに、検査スピードが上がらなくなってしまいます。

 

これを避けたいのです。

でも、更新対象でない装置をアップグレードするには数千万円かかります。

 

これが難しい。

でも、新装置購入と同時に旧装置のアップグレードをしたい。

 

これが私の目標になります。

1台購入するだけでも大変なのに、さらにアップグレードをする。

 

なかなか困難な課題です。

経営者側にこの状況が伝わり、旧装置のアップグレードもできるといいのですけどね。

 

そして、新規にMRIを購入するとなると、新しく条件を設定しなければなりません。

これが大変なのですね。

 

でも、そろそろMRIの条件を設定したくてたまりません。

私のMRIに対する情熱が復活してきました。

 

年齢的には若い人に条件作成を任せてもいい状況です。

でも、自分でやりたいのです!

 

装置を自分で決めて、条件を作成したい。

もう、なくなったと思っていたMRIに対する気持ちが戻りました。

 

まだまだ、自分でやりたいのですね。

監督的な役割はまだはやい。

 

といことで、装置の更新が決まり、旧装置のアップグレードも決まるといいのですけどね。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI