磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 4問目

投稿者: | 2019年4月2日

磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 4問目

こんにちは、つよしです。

本日は、第4問目!

性能評価です。

4) NEMAにおける歪みの性能評価法に関する正しい記述はどれか.

(正解2つ) 

1. スライス厚は 5mm 以下とする.

2. 歪率の許容範囲は,±10%である.

3. EPI や GE の測定時は周りを水溶液に浸す.

4. 距離の測定間隔は 45°以下で 4 本以上とする.

5. 測定値と実寸の誤差割合を算出し,最大誤差を表記する.


正解は4,5たぶん


歪みの性能評価なんて知らないですけど。

とか思ったけど、せっかくなので調べてみました。

NEMA Standards Publication MS 2-2008 (R2014)

Determination of Two-Dimensional Geometric Distortion in Diagnostic Magnetic Resonance Images

というものを。

それによると、

スライス厚は10mm以下となっています。


歪率の許容範囲の記載はないようです。

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測定はSE法でするように書かれています。

EPIやGREについては書かれていません。


「距離の測定間隔は 45°以下で 4 本以上とする」というのは図もつけて記してあります。


測定値と実寸の誤差割合を算出し,最大誤差を表記する。

式はgeometric distortion = MAX {100 × |Lm – La|/La}

Lm = 測定したファントムの距離

La = 実際のファントムの距離

となっています。

軽はずみではじめた解答ですが難しいね。

いろいろ勉強になります。


以上です。

さようなら!

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カテゴリー: MRI