磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 3問目

投稿者: | 2019年3月31日

磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 3問目


こんにちは、つよしです。

本日は、第3問目!


3) k 空間に関する正しい記述はどれか.(正解 2 つ)

1. k 空間は複素数で表される.

2. 波数とは周波数の逆数である.

3. k 空間の中心は交流成分を意味する.

4. 空間周波数の単位は K(Kayser)で表される.

5. 位相エンコード数を少なくすると撮像時間は長くなる.


正解は1,4


k空間は複素数で表されます。そのまんまですが。


波数は単位距離あたりの波数です。単位はkまたはcm-1です。

周波数と異なります。

周波数は単位時間あたりの波数です。


k空間の中心は画像の大まかな形やコントラストに関与します。

k空間の辺縁は細かい仕上げですね。

k空間の中心部分はとても大切なところなのです。


位相エンコード数が撮像時間に関係しています。

位相エンコード数を少なくするほど撮像時間は短くなります。

それで長方形FOVやパラレルイメージングなんかで位相エンコード回数を減らして撮像時間を短縮しているのです。

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k空間の話は難しいですが、まぁなんとかなりますよ!


以上です。

さようなら!

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カテゴリー: MRI