磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 3問目
こんにちは、つよしです。
本日は、第3問目!
3) k 空間に関する正しい記述はどれか.(正解 2 つ)
1. k 空間は複素数で表される.
2. 波数とは周波数の逆数である.
3. k 空間の中心は交流成分を意味する.
4. 空間周波数の単位は K(Kayser)で表される.
5. 位相エンコード数を少なくすると撮像時間は長くなる.
正解は1,4
k空間は複素数で表されます。そのまんまですが。
波数は単位距離あたりの波数です。単位はkまたはcm-1です。
周波数と異なります。
周波数は単位時間あたりの波数です。
k空間の中心は画像の大まかな形やコントラストに関与します。
k空間の辺縁は細かい仕上げですね。
k空間の中心部分はとても大切なところなのです。
位相エンコード数が撮像時間に関係しています。
位相エンコード数を少なくするほど撮像時間は短くなります。
それで長方形FOVやパラレルイメージングなんかで位相エンコード回数を減らして撮像時間を短縮しているのです。
k空間の話は難しいですが、まぁなんとかなりますよ!
以上です。
さようなら!