キセキ GReeeeN 映画の感想
GReeeeNが映画の感想です。
GReeeeNは4人組のボーカルグループ(HIDE、navi、92、SOH)です。
そして、プロデューサーにJINという人がいて共同作業者となっています。
このGReeeeNのHIDEとJINが本当の兄弟で、そこにスポットを当て映画が製作されています。
HIDEとJINは5人家族で、父、母、姉、JIN、HIDEの家族構成みたいです。
その中で、GReeeeNが結成され売れていくまでのストーリーになっています。
私は、GReeeeN自体あまり知らないですが、兄のJINがGReeeeNにかかわっているとか全く知りませんでした。
最初に兄のJINが激しいロックを歌っているところから始めるのですが、
この人だれかなぁ?
とか思ってたら松坂桃李っていう方でした。
この映画の中では、一番素敵でした。
かっこいいです。
兄のJINが最初にプロとしてデビューしようとするのですが、うまくいかなかったようです。
そして、弟のHIDEも音楽が好きでGReeeeNとしてプロになるきっかけを作ってくれたのが兄のJINです。
しかし、父が医者である家庭は音楽で生活していくことが許されず、医者にならないとだめという家庭だったようです。
父が医者の家庭にありがちですが、医者が最高と思っています。
確かに金銭的にも、やりがいもあるでしょうが、医者しか許されない家庭というのは大変だろうと思います。
JINが父の期待に応えることができなかったため、期待は弟のHIDEが全部背負うことになりました。
期待されたHIDEも医学部に落ちていまい、歯学部にしたみたいです。
ちなみに、歯学部に行く人も親が歯科医という人が多いですね。
浪人して歯学部に入って、友達ができ音楽が好きな人で集まってGReeeeNができていきます。
当然、学業と音楽の両立でHIDEが悩みます。
それを兄のJINと恋人の忽那汐里が助けていきます。
HIDEの恋人がCDショップ店員の忽那汐里で、買うCDが「海援隊」なんですね。
なかなかしぶいです。CDを買うということ自体が少なくなっていることが時代を感じさせます。
全知的にGReeeeNの話ではなく、JINとHIDEの物語でしたね。
父親はすごく音楽をやることに反対していました。
医者は命を救えるけど、音楽は救えないみたいな感じですね。
その父が、おそらく心臓外科医みたいで、心臓の悪い子が患者で、その子が聞いて元気づけられるのがGReeeeNの曲だったみたいなオチです。
医者は体を元気にできるが、音楽は心を元気にできる!
ということですね。
本気で音楽をやる子供に、最後はそれを認めるという形で映画は終わります。
「キセキ」という題名ですが、曲がどんなふうにできたか、グループがどんなふうにできたかとかはあまりなく、父と子の戦いというのがメインでしたね。
父に認められたい子供たちです。
GReeeeNがデビューしてから有名になるまでの話はあっさりして、これからというところで終わります。
少し気になったのは、父が診察をしているとき、CTのフィルムがシャウカステン(フィルムをはりつける所)で画像の向きが上下反対だったです。通常CTは体の前側が上になります。ですが、映画では背中側が上になっていました。これはありえません。
知らない人は気づかないと思いますが、知っている人にはすごい違和感があります。
なんか雑だなと思います。
公開前に確認してもらえばいいのにと思います。
(現在、フィルムは個人病院しかなく、パソコンのモニタになっています。)
ちなみに、2回目にでてきた胸部のレントゲン写真も左右反対だった気が。
CT画像の方が気になったので、定かではありませんが。
なんか、父がGReeeeNを知る理由が患者さんからとかわざとらしいし、安っぽい感じがしました。もっとGReeeeNの結成とか曲作りとかの方が見たかったですね。
GReeeeNのeが4つあるのは4人グループを意味していて、ロゴのかたちが曲線になっているところは、歯の並びになっていることを知ったことは収穫でした。
GReeeeNというグループの特異性は、全員歯科医ということです。
さらに顔を出さないことも、他とかぶらないのでいい売り方だなと思います。
コンサートも顔を出さないみたいです。
ですが、ホントに伝えたいことは目を見て伝えたいとか思うのは私だけでしょうか?
ちなみに「キセキ」よりも「愛唄」が好きです。
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