チアダン 映画の感想
今回は、「チアダン」映画の感想です。

あらすじは、実話にもとづくものです。
福井商業高校のチアリーダー部が、
アメリカのチアダンス大会で優勝するという快挙を映画化したものです。
元は、野球部やサッカー部などを応援するバトン部だったそうです。
ですが、目標をもってやるためにチアリーダー部に変更しました。
応援だけでなく、自分たちがチアダンスの大会に出ることにしました。
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映画に全体的に流れる雰囲気がとても温かいのです。
なぜかなぁと思ったら、「福井弁」です。
何回も出できたセリフ「そうやよ」がとてもよかったです。

どこかで聞いたしゃべり方だなぁと思ったら、
「君の名は」です。
三葉(みつは)のしゃべり方と似ているのです。

三葉は岐阜なのですが、岐阜と福井は隣同士ですからね。
主人公の広瀬すずさんは、好きな男子を応援するためにチアリーダー部に入りました。
ですが、熱血の教師である天海祐希さんに導かれ本気でアメリカを目指します。
わりと何回も設定を変えてあった話ですが、こういう話はいいですよね!
目標にむかってみんなで努力する姿は素敵ですね。
映画のセリフで印象的だったのは、
「努力をしても報われないことがある、でも努力をするしかない!」
みたいな感じだったと思います。
そうだなぁと思いました。
私の好きな言葉は「努力しても報われないのは、まだ努力とは言えない」
という王貞治さんの言葉ですね。
厳しいですが、本気で物事をやるというのはこういうことだと思います。

先生の天海祐希は厳しいですが、実は自信がないのですね。
生徒のみんなと同じです。
できたばかりのチアリーダー部でどうしたらいいか迷っていました。
ですが、目標を見据えてぶれずに上を目指すことによって全米で優勝しました。
多分、生徒を励ますことで自分を鼓舞していたのでしょう。
人を指導することは難しいですが、信念をもって行えば気持ちは伝わるのだと思います。
実際に、世界大会はアメリカのサンディエゴで撮影が行われたそうです。
その映像を見て、私は「アメリカ行きたい!」と強く思いました。
以前、カリフォルニアのサンフランシスコに行ったことがあります。
その空気感そのままが出ていました。空の雰囲気が変わります。
とても気候がいいのです。
すごしやすい気候なのです。
サンディエゴもカリフォルニアなので、同じような気候なのかなと思いました。
ぜひ、またカリフォルニアに行きたい
映画で1番驚いたのが、主役は広瀬すずさんでしたが、ダンスは端の方だったのです。
ですが、アメリカでの最終戦になって突然センターを中条あやみさんから広瀬すずさんに変わるように先生から指示されたのですね。
チームは不安定な状態になりましたが、
逆にチームの団結を強めるという結果になりました。
それが先生の狙いだったのですね。
結果は優勝するのですが、
優勝するかどうかわからない方がドキドキしておもしろかったかもしれませんね。
ですが映画のタイトルにもあるし、
実話をもとに作っているので結果がわかっているのは仕方ないですね。

メンバーのダンスはすごくて、
かなり練習したのだろうということが伝わります。
高校生が目標にむかって、
みんなでがんばるというのは美しく元気をもらえるなぁと思いました。
高校生の時期はとっくに終わりましたが、
目標にむかって努力することは忘れずにいたいですね。