こんにちは、つよしです。
いつも病院で働いております。
MRI検査を担当していますが、ホントに高齢者ばかり。
90歳を超えて認知症検査とか、脳梗塞の経過観察とか…。
それいります?
「いったい、いくつまで生きるつもりなんだい?」
なんて思ってしまいます。
高齢者の方が使う医療費で私の給料が賄われているわけですけど。
人っていつか死ぬじゃないですか。
病院に行っても行かなくても。
ただ、観察するだけの検査で医療費を使うのはどうかなと思ってしまいます。
いつも定期検査の患者さんばかりなので、ホントに急ぐ方の検査が後回しになってしまう。
自分で検査を行いつつ、違和感がかなりあります。
高齢者は医療費の負担がほとんどありません。
それはつまり、税金で賄われているわけです。
これがとんでもない額なのですね。
若い方や学生の貧困などにこのお金をまわしたらいいのに。
とまじめに思ってしまいます。
どちらかと言うと高齢者より子供の医療費を安くしてあげた方がいいですよね。
未来にお金を使う方がよくないですか?
仕事をしていて感じるのは高齢になるほど生きることに執着するのです。
若いと死ぬことは少ない。
高齢になると死が近づくので考え方が変わっていくのだと思います。
「もう、そこまで生きたならいいんじゃない?」
なんて思いますが、高齢の目標は「生きる」ことになります。
そうなると、とりあえず病院に行っておこう。
みたいな流れですね。
おそらく病院に行っても、そんなに寿命が長くなるわけではありませんが。
もうちょっと高齢者の医療費負担を増やしたらいいのではないかと思うのです。
通常1割負担でさらに収入が低いので上限があります。
そして、病院に何度も行きます。
これでは税金がもちません。
私自身も老いたらそうなるかもしれませんが、病院ばかり行く老後なんて。
政治家になるわけではありませんが、もう少し若い人にも目をむけた世の中になったらいいのにと思います。
そう言いながら、今日も高齢者の検査をしてお金もうけをしているのです。
思い切り自己矛盾です。
今までの流れが簡単にかわることはありませんが、若い人が生きやすい世の中になったらいいなと思います。
以上です。
さようなら!