こんにちは、つよしです。
私が唯一、定期的に見るテレビがあります。
それはNHKの「SONGS」という歌とトークの番組です。
前回は「平井堅」さんでした。
そう、あの濃い顔の方です。
その番組で語られていました。
平井堅さんがどれだけ歌がすきかというエピソードで、
コンサートで4時間歌ったあと、カラオケに行くことがあるそうです。
どれだけ、歌がすきなんだよ!
という、エピソードです。
ただ、コンサートのあとカラオケに行く理由はこうです。
コンサートという仕事の場では、緊張してプレッシャーがあり楽しいものではありません。
音程をはずしてはいけないし、キッチリ歌わないといけません。
それに対して、カラオケでは好きに歌っていい。
だから、コンサートのあとにカラオケに行くというものでした。
歌うことがすごく好きで歌手をしていても、仕事となると楽しいものではない。
趣味を仕事にしたとしても、楽しく仕事はできないんだと、
すごく、腑に落ちました。
ひるがえって、好きなことを仕事にしていない私は、仕事がいやだなと思うことが多々あります。
好きなことを仕事にしている方で、そうなら、好きなことを仕事にしていないならなおさらです。
朝、職場で他のスタッフとすれ違うとき、ほとんどの方が楽しそうではありません。
さらに、通勤しているいろいろな方を見ても楽しそうにしている方なんて皆無です。
「なんだ、みんないやな気持ちで仕事をしているんだ」。
自分だけではないんだと思えました。
そう思うとすごく気がらくになります。
仕事はなるべく楽しくあるべきだとは思います。
でも、実際はそうはいきませんよね。
MRIを操作することが仕事の私は、日常の仕事が楽しいと思えるときはありません。
ただ、新しい撮像法を考えて、臨床に役に立つ画像が撮影できたときはちょっとうれしい。
研究的なことをしているときは楽しい。
でも、日常の患者さんと接しているときは、ぜんぜん楽しくありません。
気を使ってばかりですから。
それでも、生きていくためには何か仕事をしなければいけません。
それなら今の仕事でもいいかな。
どんなことでも仕事になると、楽しいことなんてなさそうですからね。
テレビを見ることで、仕事に対する自分の考え方でいいんだなと思えました。
以上です。
さようなら!