こんにちは、つよしです。
旭化成、ESS、ロームと既製品のDACチップはたくさん使ってきました。
そろそろ違うタイプのDACを試してみたくなってきました。
一般的なDACチップはΔΣ(デルタシグマ)という方式です。
それとは異なるDA変換の方式がR2R方式というわけです。
R2R DACについて調べてみると、精密な抵抗(R)と2倍の抵抗(2R)を梯子状(ラダー)に配置し、デジタル信号をアナログ電圧に変換する方式のことです。
一般的なICチップ方式(ΔΣ)と異なり、抵抗ラダーによるディスクリート設計が特徴で、音の厚みや滑らかさ、原音の再現性に優れたナチュラルなサウンドが特徴です。
メリットとしては演算による色付けが少なく、アナログライクで音楽的なサウンド。
ノンオーバーサンプリング(NOS)で自然な音を、オーバーサンプリング(OS)でクリアな音を好みに合わせて選択可能。
オーバーサンプリングが当然と思っていましたが、ノンオーバーサンプリングもあるんですね。
なぜこれまでR2R方式が少なかったかと言えば、デメリットも多いからですね。
抵抗器に極めて高い精度が求められ、わずかな誤差がそのまま音のひずみになるのです。
昔はR2R方式が多かったそうですが、ΔΣ方式の方が作りやすかったから広まったようです。
R2Rで24bitなどの高解像度を実現するには、高精度の抵抗を並べる必要があり、非常にコストがかかってしまいます。
だから、無難にΔΣ方式にするのです。
でも、一回くらいR2R方式のDACも使ってみたい。
当然、R2R方式のDACは高い。
と言いつつ、探してみると案外安い製品もある。
ということで発見したのがSHANLINGの「EH2」です。
価格は6万円台。あれれ、抵抗に精度が求められるから高いはずなのに。

これはちょっと怪しい。
だけど、初めてR2Rを使ってみるなら安いほうがありがたい。
それに探してみたら「EH2」もレンタルがありました。
これなら音が悪くても心配ない。
できれば、もっと高価格なR2R DACを試してみたいですが、R2R初心者としてはまずは安い製品から。ということにしておきましょう。
ちなみに前回、試したTEACの「UD-701N」はディスクリートDACですが、ΔΣ方式です。
ΔΣ方式は十分に音がいいから主流なのでしょう。
同じ方式ならば似たような音になるのは当然です。
R2Rにしたら新しい発見があるに違いない。
これでR2Rが気に入ってしまうと、これからはR2RのDACを探さないといけなくなります。
「EH2」はコンパクトな筐体です。
フルサイズオーディオが置ける私のラックには、ちょっと小さすぎるかもしれませんが、音は良いかもしれない。
「EH2」が届くのを楽しみに待ちましょう。
以上です。
さようなら!
