こんにちは、つよしです。
注文していたベルデンのアンバランスケーブル「88760」が届きました。
これと現在、所有しているベルデンのバランスケーブル「88770」と比較するのです。
「88760」は、ほかのベルデンのケーブルと同様に細い、そして固い。
太さは「88770」と同じ。型番も似ていて、ケーブルの材質、絶縁材も同じです。
中身は3芯と2芯で違うのですが。
もちろんコネクタは違います。
バランスケーブルはノイトリックの「NC3FXX-BとNC3MXX-B」。
アンバランスケーブルはリアンの「NYS352G」。
ブランド名は違うけど、リアンもノイトリック社のものです。
ふたつのケーブルでSMSLのDAC「SU-9 Pro」からラックスマンの「L-505Z」へのバランスとアンバランス接続で比較しました。
結果はアンバランスの「88760」も悪くない。
以前、「WiiM Pro Plus」付属のアンバランスケーブルとバランスケーブルの「88770」比較したときは大きく音が異なりました。
そのときは「88770」の圧勝でしたが、「88760」だと、そこまで差はないかなという印象。
でも、やっぱりバランスケーブルのほうが鮮度はいい。
同じベルデンのケーブルで素材は同じ。
コネクタも同じメーカーで音の傾向は同じですが、やはりバランスケーブルのほうが一枚上手です。
前回は安価なアンバランスケーブルだから、バランスとアンバランスで差があったと結論づけました。
だから、今回はケーブルの差を小さくして比較しましたが、バランスケーブルのほうが音はよかったです。
あとはDACとアンプでバランス接続が有利になる作りになっているのかもしれません。
これ以上は知りようがないですが。
そうなると、バランス接続できない機器が多いことが疑問に浮かびます。
デノンとマランツはバランス接続できない機器が多い。
今回のテストの結果をふまえるとバランス接続はあったほうがいい。
コストはかかりますが、バランスかアンバランス接続するかはユーザーに任せてほしいですね。
私としましてはマランツの「PM-12 OSE」がバランス接続できないのが困るのです。
マランツの上位機器に「PM-10」という製品があります。
「PM-10」はバランス接続に対応していますが、2017年の製品です。
今、2024年ですから、さすがにそこまで時代を戻るのもねぇ。
さらに上だと「MODEL 10」。200万円越え。
マランツとしては、富裕層しかバランスケーブルを使う必要はないということでしょうか?
それともアンバランスで十分という考えなのでしょうか。
わかりませんが、バランスケーブルが使えないのは痛い。
以上です。
さようなら!