こんにちは、つよしです。
気になっていた映画「アントニオ猪木をさがして」を鑑賞してきました。
感想はかなり厳しい。しょっぱかったですねぇ。
これをアントニオ猪木が観たらまず、ビンタでしょう。
行く前から予感していましたが、自伝や伝記的な映画ってなぜかあまりおもしろくない。
最後にアントニオ猪木のテーマソング「炎のファイター」が流れるところが一番盛り上がるのではと思っていたのですが、その通りでした。
映画の冒頭は猪木さんのブラジル時代からはじまります。
そこから歴史を振り返るとかと思ったら、そこだけでした。
映画に一貫性がなかったですね。
謎のドラマシーンもあったし。
間違いなく駄作の部類に入るでしょう。
でも、アントニオ猪木のファンなので、やはり鑑賞する価値はあったと思います。
たくさん昔の映像があるはずなのに、あまりなかったです。
何度も振り返るシーンが出てきましたが、同じ試合ばかり。
何千試合としているはずなのに、なぜだろう?
出せない理由でもあるのかな?
当時のプロレスラーのインタビューもありましたが、藤波辰爾と藤原喜明だけ。
もっと私がプロレスに必死だった80~90年代の選手の話があったらよかったのに。
長州力や武藤敬司など。
木村健吾もいいねぇ、脇役感がハンパなかったから。
そういえば、映画鑑賞特典としてステッカーをもらいました。
新日本プロレス旗揚げのときのポスターをステッカーにしているものです。
こういうのはちょっとうれしい。
思わずメルカリで売ってしまいましたが。
まあ、映画でアントニオ猪木という人の人生を振り返るのは難しいのかもしれません。
ホントに昔の映像を見たければ、多少はYouTubeにあるでしょう。
もっとそれだけではない、何かを映画には期待していましたが。
あとは巌流島の話は長かったですね。
アントニオ猪木好きの神田伯山という講談師の話が長すぎる。
講談師という言葉はしりませんでしたが、話す仕事のようです。
講談社なら知っているけど。
神田伯山が独特の話し方でアントニオ猪木、マサ斉藤の巌流島の戦いの話を長々とするわけです。
これがうっとおしくて。
アントニオ猪木ファンじゃなければ席をたつところでした。
どうせうっとおしい話し方なら古舘伊知郎さんにお願いすればよかったのに。
プロレスのアナウンスをしていた古舘伊知郎さんのアナウンスを聞きながらプロレスを観ていましたからね。
なんだろう、モヤモヤしながら映画を鑑賞しましたが、最後の「炎のファイター」を聞けば全部許せます。
まあ、相当のアントニオ猪木ファンしか映画に行かないと思うのでヨシとしましょう。
以上です。
さようなら!