こんにちは、つよしです。
マランツ「MODEL 40n」を購入して2週間程度。
これまで使用していた「PM7000N」と比較していいところ、わるいところをまとめてみました。
いいところ
- 中高音域の豊かさ、繊細さ
これが「MODEL 40n」の一番の特徴ですかね。
「PM7000N」と比較して分解能がぜんぜん違います。
これが価格の差かなと思います。これだけで買ってよかったと思えました。
「PM7000N」がヤンチャな音、「MODEL 40n」が大人の音。
こんな感じです。
購入する前は、HDMI端子のことなどが気になっていましたが、価格差に対する音質の差は十分にありました。
- 電源投入時の静けさ
これは買って1回目に電源を入れるときに思いました。
「PM7000N」は電源投入時に「カチッ」と大きめのリレー音がします。
「MODEL 40n」も音がすることはするのですが、とても小さい音です。
これは好感がもてます。「SACD 30n」も同様に小さい音です。
このような部分もコストに関係するのでしょうね。
- 照明
「MODEL 40n」はうっすら明るい色です。雰囲気がいい。
「PM7000N」は明るくてギラギラしています。
落ち着いた照明の「MODEL 40n」のほうが圧倒的にステキだと思います。
また、ソースダイレクトをonにしたとき、「PM7000N」は青いLEDがとてもまぶしい。
「MODEL 40n」はスイッチの切り替えだけなので、LED自体がありません。
これがまたいい。
「PM7000N」のときは青いLEDがまぶしくて気になりましたから。
また、電源offのとき「MODEL 40n」は真っ暗なところもいいと思います。
「PM7000N」は電源offのときもオレンジのLEDが点灯していました。
寝るときなど機器は真っ暗な方がいいと思うので。
- 放熱
「MODEL 40n」は天板があまり熱くなりません。また、通気口の面積も小さいです。
カタログ上の消費電力は220W、ネットワークスタンバイ時は2Wです。
「PM7000N」は動作時にかなり天板が熱くなっていました。また通気口の面積も大きかったですね。
カタログ上の消費電力は220W、ネットワークスタンバイ時は5Wです。
稼働時の消費電力は同じですが、構造が違うのかもしれません。
どちらもAB級アンプだと思いますが、増幅の仕方が違うのかも。
また、電源offの待機時でも天板の熱さがまったく違いました。
「MODEL 40n」はほんのり暖かいかな?という程度。
「PM7000N」はoffの時でもこんなに熱いんだというレベル。
かなり違いました。
これはスタンバイ時の電力が「PM7000N」の方が高いことが原因かもしれません。
わるいところ
「MODEL 40n」がすべてにおいていいとは限りません。「PM7000N」の方がいいというところもあります。
- 表示パネル
「PM7000N」は表示パネルが大きいです。Amazon music、Spotifyなどの音源元の名称、曲のタイトル、アーティスト名が表示されます。
それに対して「MODEL 40n」は驚きの曲のタイトル、アーティスト名が表示されません。
Amazon musicなどの表記とボリュームの数値だけです。
表示するパネルが小さい窓みたいなので、曲名をどのように表示するのだろうと疑問に思っていましたが「なし」でした。
試聴など実物を見ていないので、仕方がないのですがネットワーク機能内蔵のアンプで曲名が表示できないというのは逆に新鮮です。
なぜ、音源元の名称を表示させるのかも謎ですが。
それならば曲のタイトルとアーティスト名のみ表示する方が自然だと思うのですが。
表示パネルが小さいのは「MODEL 30」の筐体をそのまま流用しているからだと思います。
金型を使うのか知れませんが、コスト削減でそのまま流用しているのでしょう。
それは仕方ないけど、Spotifyなど表記とボリューム数だけ表示させるなんて設計ミスでしょうか?
もう、改善できないかもしれませんが、できれば改善して欲しいところです。
そもそも、曲のタイトルが表示できないなら、表示パネル自体が必要ないと思います。
でも、まったく文字が表示できないとネットワークなどのセッティングができないのですけどね。
わるいところは1つだけですね。
あとは満足です。
「MODEL 40n」は低域にもう少しパワーがあるとうれしいのですが、それは「MODEL 30」の役割かもしれません。
結果として「PM7000N」から「MODEL 40n」に買い替えて満足できました。
ただ、微妙な不満が出てきているので、これが原因でまた買い替えるのかもしれません(笑)。
以上です。
さようなら!