新MRI装置で膝のテスト撮像をすると衝撃的にキレイだった件

投稿者: | 2023年4月30日

こんにちは、つよしです。

 

新しいMRIシーメンス社製の「MAGNETOM Lumina」という3.0T装置が導入されて2週間。

 

納品されていなかったコイルがやっと届きました。

Ultra Flex Largeという巻き付けるタイプの18chコイルです。

 

膝や肩などに使用すると思われます。

 

試しに私の膝を撮像することになりました。

いきなり条件の設定をせずに患者さんを撮像するわけにもいかないので。

 

でてきた画像がコチラ。プロトン密度強調画像です。

うーん、衝撃。

MRIの画像で久しぶりに衝撃を受けました。

 

ものすごいSNです。

分解能は0.3mm、スライス厚は3mmです。

 

プレゼンでしか見たことのない画像です。

いやぁ、MRIは進歩したなあ。

 

MRIに携わる仕事をしていてうれしいのがこういうときなのです。

驚くほどキレイな画像を見ることができます。

 

スライス厚はどんどん薄くしないと細かいものが見えないと思っていましたが、高分解能であれば3mmでも大丈夫そう。

 

1mmで時間をかけて再構成するのもいいですが、2Dの3mmを3方向短時間で撮像したほうがよさそうな気がしています。

時間もかからないし。1撮像の時間が短いほうが、動きにも強くなりますからね。

 

脂肪抑制プロトン密度強調はコチラ。

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ちょっと関節に水がたまっていますが。

半月板、軟骨の状態が一目瞭然。

 

今までの膝の画像と比較することができません。

あまりにキレイすぎて…

 

しかも、これが1分ちょっとで撮像できます。

 

方向を変えた画像で拡大してみます。

特に何もしなくても前十字靱帯がキレイに描出されています。

ちなみに私の膝は少し痛んでいますが、半月板はまだあるし、軟骨の状態もいいようです。

 

新装置が導入されて2週間。

正直、たいしてキレイな画像ではないなと思っていました。

 

ところがこの膝の画像で評価は一変しました。

Ultra Flex Largeはかなりの高性能のようで、肩も撮像しましたが、膝と同様にとてもキレイな画像でした。

 

「MAGNETOM Lumina」最高です!

と、言いたいところですが。

 

これにはオチがあります。

こんなにキレイに短時間撮像できるのは2DのSE系だけなのです。

 

FE系だとそうでもありません。

腹部とかは、普通です。

 

もう1台稼働しているフィリップス社のIngeniaと変わりません。

なので、整形外科領域はシーメンスがいいかな。

 

ほかはどちらでもいいかなという印象です。

Luminaは脳の撮像もそれほど高速にできないようです。

 

まだ、使いこなせていないだけかもしれませんが。

整形外科のMRIが少ないので宝の持ち腐れな感じはありますが。

 

ただ、四肢に関しては、もうLuminaでしか検査したくないと思っています。

検査の都合上そういうわけにもいきませんが。

 

とりあえず、シーメンス社のLuminaで膝の画像は感動しました。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI