こんにちは、つよしです。
今回はMRI検査室でよくあるのではないかと思うことです。
「午前中までに検査をしてほしい!」。
もう、こればかり、午前中、午前中って言っても検査は満杯にはいっているし、救急も入るし。
昼12時までに終わらせるには困難な場合がたくさんあります。
「もう、無理」なんてキレそうになります。
そんなときに私が決めた独自のルール。
「MRI検査室の午前中は14:00までに延長しています。」
と言う、自分への励ましです。
誰の許可もとっていないし、誰も認めているわけではありません。
自分の中で稼働しているルールです。
もちろんホントの午前中は12時までです。
でも、入らないものは入らない。
14時くらいまでにはなんとか検査しますと、お茶を濁す感じですね。
そうでもしないと、言われたことを真に受けるとやっていけません。
しかも、たくさん検査しても給料は一緒!
なんか悲しいですが、それがサラリーマンというものです。
売り上げが増えて喜ぶのは資本家だけです。
労働者は働いても裕福になることはありません。
マルクスも言ってましたっけ?
近年はMRIでCompressed Sensing (CS)という、撮像時間を短縮する方法がはやりつつあります。
検査時間が長いのがMRIの大きな欠点です。
患者さんとしてははやく終わる方がいいし、検査者としてもはやく終わる方がありがたい。
CSがはいるとはやく検査できるので素晴らしいです。
でも、結局、勤務時間中にできる検査が増えるだけ。
売り上げは上がるけど、検査者からしてはそんなにうれしくない。
こんな感じになって装置が進歩しても、結局、時間に追われてきついばかり。
なんていうことを想像してしまいます。
まあとにかく「午前中までに、とか朝一番で。」
なんていう無理やりなオーダーは減らして欲しいと思っています。
以上です。
さようなら!