MRI検査室の午前中は14:00までです。

投稿者: | 2021年4月8日

こんにちは、つよしです。

 

今回はMRI検査室でよくあるのではないかと思うことです。

 

「午前中までに検査をしてほしい!」。

もう、こればかり、午前中、午前中って言っても検査は満杯にはいっているし、救急も入るし。

 

昼12時までに終わらせるには困難な場合がたくさんあります。

「もう、無理」なんてキレそうになります。

 

そんなときに私が決めた独自のルール。

「MRI検査室の午前中は14:00までに延長しています。」

と言う、自分への励ましです。

 

誰の許可もとっていないし、誰も認めているわけではありません。

自分の中で稼働しているルールです。

もちろんホントの午前中は12時までです。

 

でも、入らないものは入らない。

14時くらいまでにはなんとか検査しますと、お茶を濁す感じですね。

 

そうでもしないと、言われたことを真に受けるとやっていけません。

 

しかも、たくさん検査しても給料は一緒!

なんか悲しいですが、それがサラリーマンというものです。

 

売り上げが増えて喜ぶのは資本家だけです。

労働者は働いても裕福になることはありません。

マルクスも言ってましたっけ?

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近年はMRIでCompressed Sensing (CS)という、撮像時間を短縮する方法がはやりつつあります。

 

検査時間が長いのがMRIの大きな欠点です。

患者さんとしてははやく終わる方がいいし、検査者としてもはやく終わる方がありがたい。

CSがはいるとはやく検査できるので素晴らしいです。

 

でも、結局、勤務時間中にできる検査が増えるだけ。

売り上げは上がるけど、検査者からしてはそんなにうれしくない。

 

こんな感じになって装置が進歩しても、結局、時間に追われてきついばかり。

なんていうことを想像してしまいます。

 

まあとにかく「午前中までに、とか朝一番で。」

なんていう無理やりなオーダーは減らして欲しいと思っています。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI