磁気共鳴専門技術者試験 解答 第12回 1-5問目
こんにちは、つよしです。
第13回の認定試験の解答で難しすぎてこりたのですが、
自粛生活であまりに、あまりに暇だったので、
第12回の認定試験をといていきたいと思います。
だれも待っていないと思いますけど(笑)。
ひとりよがりの解答なので間違う可能性も高いのですがご勘弁を。
気になるところは指摘していただくとありがたいです。
1) NMR で用いられる核種を選択して下さい。(正解2 つ)
- 2H
- 4He
- 12C
- 28Si
- 59Co
正解は1, 5です。
陽子と中性子のどちらかが奇数、または両方とも奇数がNMRの対象です。
2) 1T(テスラ)は何ガウスになるか選択して下さい。(正解1 つ)
- 10
- 100
- 1,000
- 10,000
- 100,000
正解は4です。
これは知っておかないと。
3) MRS ピークについて正しい文章を選択して下さい。(正解2 つ)
- プロトン密度が高いほど、高くなる。
- 横緩和時間が短いほど、幅は広くなる。
- シミング精度が高まると、幅は広くなる。
- 静磁場強度が高いほど、分離精度は悪くなる。
- ケミカルシフト(ppm)の値が低いほど、スペクトルの左側に出現する。
正解は1, 2です。
1はそのまま。
2のT2*もしくはT2が長いほど、ピークが鋭くなるそうです。
あまりピンときませんが、そういうものだそう。
3のシミング精度が高いと幅はせまくなりますよね。
4の静磁場強度が高いほど、分離精度はよくなります。
5のppmが高いほど、スペクトルは左側です。
通常の定規と反対です。これはルールです。
4) NEMA の画像均一性評価法について正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
- スライス厚は10 ㎜以上にする。
- 均一度は100×(Smax-Smin)/(Smax+Smin)で算出する。
- 画像のマトリクスサイズは128×128 以上が推奨されている。
- 表面コイルを使用する際は適正な感度補正処理を必ず施行する。
- NAAD(normalized absolute average deviation)は絶対偏差から均一性を評価する方法であり、ノイズの影響を受けにくい。
正解は3, 5です。
1のスライス厚は10mm以下です。
2の式は不均一性の式で100-(不均の値)が均一性です。
3はそのまま。
4の表面コイルは書いてなさそう。
5はそのまま。
5) NEMA の歪みの性能評価法で正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)
- スライス厚は10mm 以下とする。
- 歪率の許容範囲は±10%である。
- EPI の測定時は周りを水溶液に浸す。
- 測定値と実寸の誤差割合を算出し、平均誤差を歪とする。
- 測定ファントムは、リング、穴、ピンなど、保証範囲の境界を定義できる構造物とする。
正解は1, 5です。
1はそのまま。
2は±5%みたいです。
3のEPIについては書いていないようです。
4は平均誤差というのがよくわからないのですが、実測値-真値の絶対値を真値で割り100をかけたものを歪みと定義してあります。
平均とは違うという意味でしょうか?
5はそのまま。
第12回の最初の5問が終わりました。
やっぱり、大変ですわコレ。
はじめてしまったことを軽く後悔しています。
次の解答はいつか約束できませんが、ゆっくりやっていきます。
2020年の試験は延期されているみたいですが、がんばってください!
今年受ける予定の方はつらいですね。
でも、今年はみんなつらいから。
前向きにいきましょう。
以上です。
さようなら!