磁気共鳴専門技術者試験 解答 第12回 1-5問目

投稿者: | 2020年5月7日

磁気共鳴専門技術者試験 解答 第12回 1-5問目

 

こんにちは、つよしです。

第13回の認定試験の解答で難しすぎてこりたのですが、

自粛生活であまりに、あまりに暇だったので、

第12回の認定試験をといていきたいと思います。

だれも待っていないと思いますけど(笑)。

 

ひとりよがりの解答なので間違う可能性も高いのですがご勘弁を。

気になるところは指摘していただくとありがたいです。

 

1) NMR で用いられる核種を選択して下さい。(正解2 つ)

 

  1.  2H
  2.  4He
  3.  12C
  4.  28Si
  5.  59Co

 

正解は1, 5です。

陽子と中性子のどちらかが奇数、または両方とも奇数がNMRの対象です。

 

2) 1T(テスラ)は何ガウスになるか選択して下さい。(正解1 つ)

 

  1. 10
  2. 100
  3. 1,000
  4. 10,000
  5. 100,000

 

正解は4です。

これは知っておかないと。

 

3) MRS ピークについて正しい文章を選択して下さい。(正解2 つ)

 

  1. プロトン密度が高いほど、高くなる。
  2. 横緩和時間が短いほど、幅は広くなる。
  3. シミング精度が高まると、幅は広くなる。
  4. 静磁場強度が高いほど、分離精度は悪くなる。
  5. ケミカルシフト(ppm)の値が低いほど、スペクトルの左側に出現する。

 

正解は1, 2です。

 

1はそのまま。

2のT2*もしくはT2が長いほど、ピークが鋭くなるそうです。

あまりピンときませんが、そういうものだそう。

3のシミング精度が高いと幅はせまくなりますよね。

4の静磁場強度が高いほど、分離精度はよくなります。

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5のppmが高いほど、スペクトルは左側です。

通常の定規と反対です。これはルールです。

 

4) NEMA の画像均一性評価法について正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)

 

  1. スライス厚は10 ㎜以上にする。
  2. 均一度は100×(Smax-Smin)/(Smax+Smin)で算出する。
  3. 画像のマトリクスサイズは128×128 以上が推奨されている。
  4. 表面コイルを使用する際は適正な感度補正処理を必ず施行する。
  5. NAAD(normalized absolute average deviation)は絶対偏差から均一性を評価する方法であり、ノイズの影響を受けにくい。

 

正解は3, 5です。

 

1のスライス厚は10mm以下です。

2の式は不均一性の式で100-(不均の値)が均一性です。

3はそのまま。

4の表面コイルは書いてなさそう。

5はそのまま。

 

5) NEMA の歪みの性能評価法で正しい文章を選択して下さい。(正解2つ)

 

  1. スライス厚は10mm 以下とする。
  2. 歪率の許容範囲は±10%である。
  3. EPI の測定時は周りを水溶液に浸す。
  4. 測定値と実寸の誤差割合を算出し、平均誤差を歪とする。
  5. 測定ファントムは、リング、穴、ピンなど、保証範囲の境界を定義できる構造物とする。

 

正解は1, 5です。

1はそのまま。

2は±5%みたいです。

3のEPIについては書いていないようです。

4は平均誤差というのがよくわからないのですが、実測値-真値の絶対値を真値で割り100をかけたものを歪みと定義してあります。

平均とは違うという意味でしょうか?

5はそのまま。

 

第12回の最初の5問が終わりました。

やっぱり、大変ですわコレ。

はじめてしまったことを軽く後悔しています。

次の解答はいつか約束できませんが、ゆっくりやっていきます。

 

2020年の試験は延期されているみたいですが、がんばってください!

今年受ける予定の方はつらいですね。

でも、今年はみんなつらいから。

前向きにいきましょう。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI