自粛中なのにパチンコに行く気持ちがわかる件

投稿者: | 2020年5月11日

自粛中なのにパチンコに行く気持ちがわかる件

 

こんにちは、つよしです。

新型コロナウイルスのせいで自粛生活がまだ続いています。

最近、話題になっているのが営業しているパチンコ店を責めることです。

この時期にパチンコ店が営業しているのはおかしいし、

パチンコを打ちに行くなんて信じられないみたいな内容です。

 

これはごもっともな意見です。

でもねぇ、わかるのです。

パチンコを打つ人の気持ち。

ちなみにパチンコ店の方の気持ちはお金ですね。

もちろん。

営業しないと、家賃、人件費、パチンコ台のお金が払えないのです。

家賃と人件費はどこのお店でも発生するものですが、

パチンコ店はパチンコ台自体の値段が高くなっているのです。

知り合いにパチンコ台を納入する方がいるのですが、

新しい機種の費用が高すぎて困っているみたいです。

昔はシマ1列もしくは2列総入れ替えなんていうこともありましたが、

パチンコ台価格の高騰から、それも難しいみたいです。

役物が大きくなって、設置するのもかなりたいへんだそう。

昔のパチンコはデジタルの数字がそろうだけで楽しかったものですが。

 

そして、10年以上パチンコにはまっていたからわかる、

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こんな時期でもパチンコ打ちたいのは病気なのです。

ギャンブル依存症というか、パチンコ依存症です。

私がまさにそうでした。

 

ちなみにこのコロナの時期にパチンコで勝とう!

とか思ってパチンコに行っている訳ではありません。

気持ちとしては、

ただ、パチンコを打ちたい!!

それだけです。

そして、できれば「ちょっとだけでいいから勝ちたい」。

そんな気持ちのはずです。

 

例えば昔、正月に開いている娯楽の店はパチンコ屋しかなかったのです。

正月に出すパチンコ屋なんてない。

とわかっていてもシマで一人くらいはでているのです。

だったら、もしかしたらその一人に自分がなれるかもしれない!

そんな超プラス思考がパチンコ好きなパチンカーにははたらきます。

そして、結果は予想通り。

「トホホ、帰ろ」となります。

でも、次の日には「また、行くぞ!」。

今日こそは勝てるかもしれない!

また、パチンカー超プラス思考になります。

でも、また負けるのです。

 

それでもいつも負けるわけではありません。

3、4回いって1回勝つくらいの感覚でしょうか。

ほかもいつも負けるのではなく収支がトントンのこともかなりあります。

ギャンブルの恐ろしいところですが、

負けることが多いのに、勝った印象が強く残るのです。

なぜかわかりませんが、おそらくパチンコ依存症の人はみんなこの感覚だと思います。

 

私はパチンコをきっぱり辞めました。

一番大きな理由が出なくなったからです。

ここからは趣味のパチンコ、パチスロの話になります。

パチンコ、パチスロ好きな方はこの先もどうぞ。

 

私がパチンコ、パチスロを辞めた理由は2つあります。

1つは4号機のスロットが撤去になったからです。

これが一番大きい。

4号機というのは爆裂機ですね。簡単に言うと。

平気で10万円くらいでるのです。

ほんの2時間くらいで。

とくにスロットはたちが悪かったです。

これは天井があったからです。

1300回転くらい回せば必ず当たる。

このため天井に近い台があるとやめられなくなるのです。

パチンカーに心理として、負けていても1回は当たりたい!

のです。

この心理を理解しているので、機種屋さんは天井を作り、

そこからまれに爆発するので。

この快感がたまりません。

文章を書いていても、昔の記憶が鮮明によみがえります。

そのくらいギャンブルというのは恐ろしいです。

でも、天井まで打って1回あたっても、そこから爆発するのはまれです。

たった1回当たるだけなので、すずめの涙です。

そして、またトホホです。

こんなことを繰り返していました。

 

もう1つのパチンコ、パチスロを辞めた理由は時間がもったいないからです。

パチンコ、パチスロは短く楽しむこともできますが、依存症だとこれが難しい。

平日の夕方、休みの大部分をこれで過ごしてしまうのです。

たまにだったらいいかもしれませんが、依存症なら毎日行きたいくらいです。

だから他の予定がいれられなくなります。

 

さらに、お金が続かなくなります。

いつもお金のことを考えている。

なにかお金を得たらいつもパチンコのことを考えてしまう。

10年以上パチンコにはまりましたが、ふと考える時があったのです。

「このままパチンコだけの人生なんて」。

なんの役にもたたない人生かもしれませんが、

パチンコばかりじゃあまりにさみしい。

こんな思いのときに4号機が撤去になったのでちょうど辞めることができました。

最近のコロナ件でもパチンコ辞めていてホントによかったと思います。

パチンコに使う時間があれば、ブログでも書いていたほうがまだマシです。

 

何気にMRI、オーディオのことは見にきてくれている方がいますからね。

ちなみにこういう文章はほとんど見てもらえませんが(笑)。

自己満足で書いています。

ちなみにもうパチンコに行くことはなさそうです。

というのも、1度行くとはまる自分を知っているからです。

例えば、月に1~2回行けばいい。

なんて方はいいと思いますが、私の場合週に8日行きたい(笑)。

くらいのはまりっぷりでしたから。

それが怖いのです。

あと、お金が急に減ることもいやだし。

 

ではここからは昔打っていたパチンコ、パチスロを振り返りましょう!

昔のパチンコ、パチスロ好きの方だけどうぞ。

まずはパチンコから。

▼海物語

やっぱりこれですね。

ダントツで売れた機種です。

私が最初に打ったのは「ギンギラパラダイス」という機種でしたね。

海物語の前身です。

ギンギラパラダイスは権利物という種類でした。

権利物というのはデジタルがそろうだけでは、大当たりにはなりません。

数字がそろった後に、6秒くらい役物のところがあきます。

その間にVゾーンにはいったら権利発生、大当たりになります。

はじめてギンギラパラダイスで当たったときは、

Vゾーンにはいらなくて「パンク」した記憶があります。

パンクするとマリンちゃんという海物語の定番キャラクターがおぼれるというレアなシーンを見ることができます。

 

ギンギラパラダイスのころはスタートチャッカーが通過式で、

スタートにはいっても1個も玉の戻しがなく厳しい機種でした。

しかし、確立変動(確変)というラッキー図柄で当たれば、次の当たりまで高確率になります。

2回ワンセットというものでしたが、確率がそこまで厳しくないのでわりと当たりやすかったです。

その後、海物語は権利物からデジパチになって、

デジタルがそろえば当たりというものになりました。

 

▼フィーバーパワフル

▼フィーバークイーン

2機種はギンギラパラダイスがはやる前にかなり打ちました。

フィーバーパワフルは3×3のマスが新鮮でした。

1列でも当たれば大当たりなのに、3×3のおかげでダブルリーチやトリプルリーチになったりしてドキドキした記憶があります。

2機種とも確変はなく保留玉連チャンだけです。

保留玉連チャンというのは大当たり後、4回転分だけ保留されている回転があり、その間だけ高確率になります。

その分勝負がはやいのです。

保留玉で当たらなければあっさり終わることもできます。

 

フィーバークイーンはデジタルの画面ではなくでっかいドラムが回転する機種でした。

トランプ図柄でドラムの動きが絶妙で楽しかったですね。

いったんはずれて、ドラムが再始動したときがうれしかった。

 

▼大工の源さん

3回ワンセットの機種です。

特定の図柄で当たるとあと2回当たるものです。

その間、また確変図柄で当たると上乗せされます。

10万円以上でることもわりとあったと思います。

当時どこのホールにもあったと思います。

源さんがかわいかったですね。

 

▼黄門ちゃま

これも3回ワンセットの機種です。

出るとすごいですが、はまるとなかなかつらい。

やっと当たっても普通図柄で1回終了。

なんていう記憶があります。

学生当時これにそうとうやられました。

風車の弥七のリーチになったときに、当たり図柄めがけて風車を投げるのですが、まったく当たらなかった記憶があります。

 

では、スロットいってみよう!

▼押忍!番長

私がはまった最後の機種です。

大当たりの歌と演出が楽しかったです。

当時、ストック機という大当たりを内部にためておいて、

あるタイミングで一挙に放出というのがすごかったです。

パチンコと違い短時間で儲かります。

それがうれしい。

しかも、スロットには目押しという技術介入できる部分がありました。

スロットは適当に押しても内部で当たっていたらそろいますが、

小当たりではしっかり押して止めないと図柄がそろわないのです。

 

このため、熟練者とシロウトの差がでます。

当時私のレベルは中間くらいでした。

たまにはずすけどみたいな感じでした。

また、当たっているかもしれないリーチ目など、知っている方が楽しいことがたくさんでした。

このため、パチンコよりスロットの方がやっている感が強く楽しいのです。

押忍!番長は天井が1200回転くらいとあまり深くなかったのですが、

その分でないときがかなりしぶい。

天井まで回してレギュラー1発。

5~6万円つかって1,000円かえってくるくらい。

まさにバカだと言えます。

まぁ、最後のいい思い出です。

 

▼アントニオ猪木という名のパチスロ機

私は子供のころプロレス好きでした。

今でも心の師匠は「アントニオ猪木」です。

アントニオ猪木のスロットなら打たざるを得ません。

「打てばわかるさ」、「いつ誰の挑戦でも受ける」、

「迷わずパチンコ屋に行けよ、行けばわかるさ」。

なんていう思いでいつも打っていました(笑)。

この機種はあまりでないのですが、

まれに「闘魂チャンス」というモードになります。

これになると3~5万円くらいはでましたね。

演出がおもしろくてかなりお金をつぎこみました。

アンドレザジャイアントとの戦い演出などはすごく懐かしかった。

 

▼主役は銭形

711枚タイプのストック機。

711枚出るので1回当たるだけで、等価交換だと14,000円にもなります。

しかも、3ゲーム以内で連チャンすることがたまにあるので、2連チャンで28,000円、まれに3連チャンになって42,000円。

たまりません。

これが20分程度ででますから。

しかも、連チャン時はピートマックジュニアのルパン三世’79が流れます。

ピートマックジュニアは知らないと思いますが、

歌詞付きのルパン三世の古い歌といえばかなり知っている方も多いはず。

この曲がながれると、もう、28,000円獲得しているのですから興奮しますよね。

でも、その分トータルではあまり出る機種ではありませんでした。

 

振り返ると全てがなつかしい。

あんなに必死にパチンコ屋に行っていた自分が。

閉店時にスロットの回転数をチェックして天井間際の台を次の日の朝に打ちにいくほど情熱を傾けていました。

(店がリセットしない限り必ず当たるので)

 

さて、次はパチンコに行っていたときの悲しいあるあるをあげましょう。

 

1.使ってはいけないお金を使ってしまう。

何度もあります。

悲しい思い出です。

学生の時に定期代を使ってしまいました。

3か月分の定期代をもらったのに、1か月分しか買えませんでした。

その後、2か月分はどうやったのか覚えていません。

 

2.アルバイトの給料を1日で使ってしまう。

1か月がんばって働いたのに1日でなくなってしまいました。

その後は涙ですね。

 

3.約束を守れない

これもパチンコあるあるです。

約束した時間まで少しでも時間があると、パチンコに行ってしまいます。

大切な人と会う時間をずらしたり、約束をやぶったり、最低です。

今思い出しても申し訳ないです。

夜ご飯に行くのもパチンコ屋が閉まる午後11時からなんていうこともよくありました。

自分は儲かって気分が良かったりしますが、一緒に行くほうはきついですよね。

思い出すことがつらくなってきた。

当時、一緒にいてくれたあの人、「ごめんね」。

 

4.買い物に行くはずなのにパチンコ屋にいる

ちょっと高いものを買おうと思ったときに、

そのお金でパチンコ屋に行ってしまう。

当時はプレステ2を買おうと思って家をでたら、

パチンコ屋にいることがよくありました。

プレステ2は今必要というわけではないし、

今日はパチンコにしておこうか。

みたいな感じですね。

 

5.服や髪がタバコくさくなる

2020年4月からパチンコ屋も禁煙になりましたが、

それまではタバコ吸い放題でした。

タバコを吸わない私としてこれはいやでした。

パチンコに行っていないよと、うそをついてもタバコのにおいでバレバレです。

(ちなみに、タバコをやめたといって車で吸っても、吸わない人にはすぐばれますよ)

 

パチンコの思い出は楽しいこと2割、悲しいこと8割くらいでしょうか?

おそらく、パチンコを打つひとのほとんどはこんな感じだと思います。

これを脳で書き換えて楽しいことばかりにしてしまっています。

 

悲しい記憶を書き記すと辞めてよかったと言えます。

昔の私ならコロナでたいへんな今でもはりきってパチンコに行っていたはずです。

そうならなくてよかった。

 

中毒性が高いのでなかなか辞めるのは困難だとは思いますが、

「かけがえのない人や自分自身を大切にするならパチンコはやめたほうがいいです。」

一時の楽しみでいろいろなものを失ってしまいます。

何かの広告みたいですが、これはホントです。

 

昔のパチンコのことを書くと思いがけず長い文になりました。

こんどは気が向いたら、もっと思い入れのあったプロレスについて書こうかな。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: Life