オーディオクエストのスピーカーケーブル「ROCKET 88」が届きました

投稿者: | 2025年10月11日

こんにちは、つよしです。

 

B&W「805 D4」を買ったときのキャンペーン品としてもらえる、オーディオクエストのスピーカーケーブル「ROCKET 88」が届きました。

 

感想から言うと、高級スピーカーケーブルの実力はスゴイ!です。
「パワフルかつ高解像度」です。


音量を上げたかのように力強く、そしてこれまでに経験したことのない高解像度です。

4か月くらい前にスピーカーケーブルをベルデンの「9497」からオーディオクエストの「Q2」に替えたときも、かなりの衝撃でした。

 

しかし、今回の「ROCKET 88」は想像を上回っていました。
アンプとかDACとかいろいろ替えてきましたが、スピーカーケーブルにお金を投入することも正解だということがわかりました。

 

まあ、今回は「805 D4」のおまけなので無料でしたが。
まずは箱がすごい。

なぜここまで大きいの?というくらい大きい。
先日、オーディオクエストの同軸デジタルケーブル「Cinnamon」が届いたときは、私の思う常識的な箱の大きさでした。

 

それが「ROCKET 88」になるとぜんぜん違う。開ける前からスピーカーケーブルの迫力が伝わってくるようです。

 

そして、箱を開けると持ち運びができるようなバッグが入っていました。
「そのバッグいる?」と思いましたが、高級感を出すためでしょうか。

バッグを開けるとケーブルが出てきます。
すごい迫力です。たいへんきれいに収まっています。

端子がていねいにカバーされています。
気になるのがこの部品。

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DBSという、オーディオクエストの高級ケーブルについている装置です。

以前からオーディオクエストの高級ケーブルを見るたびにDBSが気になっていましたが、

持っていなかったので調べることはありませんでした。

 

でも、今度は所有することになったので調べてみると…
DBSは「Dielectric-Bias System(誘電体バイアス・システム)」の略で、ケーブルの性能を向上させるための独自技術だそうです。

 

DBSユニット(ケーブルに付属する小さな箱)には、小型のアルカリ電池(「ROCKET 88」は72V)が内蔵されています。

 

この電池からの直流電圧は、信号導体ではなく、その周囲にある絶縁体に専用の導体を介して印加されます。

 

ケーブルの絶縁体は、電気信号が流れるとエネルギーを蓄積し、解放する際にノイズや歪みを発生させる「誘電損失」という現象を起こします。

 

DBSは、この絶縁体を一定の高い直流電圧で飽和させ、恒常的に「バイアス」をかけることで、絶縁体の持つ電気的特性を安定させます。

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絶縁体の不安定な挙動が抑制されるため、誘電ノイズが最小限に抑えられるそうです。

これにより、音楽の背景がより静まり、解像度や透明度が大幅に向上し、音楽の存在感が自然に高まるとのことです。

 

この箱にはボタンがあって、押すと動作するのかと思っていましたが、実際には電池残量を確認するためのものでした。

 

つまり、ケーブルにつけておくだけで常時稼働しているということです。電池は7年くらいもつそうなので、当面はそのまま使えます。

 

このDBS技術は、オーディオクエストが2006年に特許を取得しているようです。
そのため、他のケーブルメーカーの製品にはついていないのですね。

 

端子はアンプ側がシングル、スピーカー側がバイワイヤリングになっています。
バナナプラグも高級感があります。

欠点としては、ケーブルが太く、DBSの箱がついているため、「805 D4」のスタンド内に収まらなくなったことです。

スピーカーケーブルは見えないほうが好ましいですが、びっくりするほど音が良くなったので、これはこれで許せます。

それにしても、スピーカーケーブルでここまで変わるとは。
「激変」という言葉がぴったりです。

 

ただ、「ROCKET 88」は3mで20万円を超えるようです。
私の場合、キャンペーン品でもらえなければ絶対に買えない価格です。

 

「805 D4」を買うきっかけになったのがこのキャンペーンだったので、思い切って「805 D4」を買ってよかった。

 

日常では経験できないランクのスピーカーケーブルを体験できました。

 

以上です。

さようなら!

 

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