こんにちは、つよしです。
なんとなく好奇心で買ったSMSLのパワーアンプ「PA200」。
驚くほどの音のよさです。
「PA200」を数日使ってみて気になった点を2つあげてみます。
1.ボリュームが粗い
「PA200」をインテグレーテッドアンプとして使ったときですが、音量の変化が大きい。
数値は目盛りが0から1、2と上がっていくのですが、1段階の音の差がはげしい。
また、最低の0では音が出ませんが、音の出る最も小さい1でも案外大きな音です。
2、3とかするとかなり音量が大きくなっていきます。
これには対策がありまして、「PA200」をパワーアンプとしてボリュームをパスする設定にすればいいのです。
そうすると、「PA200」の前段の機器で音量調整できます。
私の場合はSMSLのDAC「Su-9 Pro」を可変出力にすれば、DACで音量調整できます。
これで音量問題は解決と思ったのですが。
「Su-9 Pro」を可変出力にすると、ものすごくSNが下がってしまいました。
「PA200」で音量操作するほうが、比較できないほどSNがいい。
同じ機器でここまで音が違うのは驚きです。
以前、デノンのネットワークプレイヤー「DNP-2000NE」を使っていたときに、「DNP-2000NE」も可変出力を試したことがあります。
このときはアンプがアキュフェーズの「E-380」だったと思いますが、ボリュームを「E-380」から「DNP-2000NE」代えると音が悪い方に変わりました。
ボリューム機構って大切なんだなと思ったものです。
今回もボリュームを「Su-9 Pro」にするとかなり音が悪くなったので、「PA200」はインテグレーテッドアンプとして使います。
この使い方だと「PA200」の音量問題は解決しません。
だけど、音量の差が大きいといっても使えないわけではありません。
ちなみに「Su-9 Pro」の使いこなしとして、固定音量出力にしてもMAXで出力されるとは限りません。
可変出力設定で音量を最大限にした設定したあとで、固定音量出力にすれば最大で出力されます。
可変音量出力で音量を小さく設定すれば、固定音量出力でも、その音量が固定出力されるので注意が必要です。
「Su-9 Pro」は音量最大で固定出力にしたほうが音はいいようです。
そうなると「PA200」のXLR接続によるブリッジ接続がやりにくくなります。
「PA200」のブリッジ接続では、「PA200」の音量は使えなくなります。
前段の機器で音量調整しないといけなくなるのです。
予定している「Su-9 Pro」から「PA200」2台のブリッジ接続だと、「Su-9 Pro」のボリュームを使わなければいけません。
まだ、1台しか「PA200」を持っていないですが、「PA200」2台目を購入、ブリッジ接続を試す予定なので困ってしまいます。
まあ、それはそのとき考えるとしましょう。
気になったところ二つ目。
- スタンバイ状態で背面のスピーカー端子が光る
これは謎の設定です。
電源オン時は光らないのですが、オフにしてスタンバイになるとけっこう明るくスピーカー端子が光ります。
これはいったいどんな意味があるのだろう。
部屋の電気を暗くすると機器の背面が明るいのです。
この対策は主電源オフにすればいいだけですが。
と、数日使ってこのような問題はありますが、音は素晴らしいです。
私が責任をとることでできませんが、一度「PA200」を使ってみて!
と言いたい。
以上です。
さようなら!