SMSLのパワーアンプ「PA200」の気になったところ

投稿者: | 2025年4月12日

こんにちは、つよしです。

 

なんとなく好奇心で買ったSMSLのパワーアンプ「PA200」。

驚くほどの音のよさです。

 

「PA200」を数日使ってみて気になった点を2つあげてみます。

 

1.ボリュームが粗い

 

「PA200」をインテグレーテッドアンプとして使ったときですが、音量の変化が大きい。

数値は目盛りが0から1、2と上がっていくのですが、1段階の音の差がはげしい。

 

また、最低の0では音が出ませんが、音の出る最も小さい1でも案外大きな音です。

2、3とかするとかなり音量が大きくなっていきます。

 

これには対策がありまして、「PA200」をパワーアンプとしてボリュームをパスする設定にすればいいのです。

 

そうすると、「PA200」の前段の機器で音量調整できます。

私の場合はSMSLのDAC「Su-9 Pro」を可変出力にすれば、DACで音量調整できます。

 

これで音量問題は解決と思ったのですが。

「Su-9 Pro」を可変出力にすると、ものすごくSNが下がってしまいました。

 

「PA200」で音量操作するほうが、比較できないほどSNがいい。

同じ機器でここまで音が違うのは驚きです。

 

以前、デノンのネットワークプレイヤー「DNP-2000NE」を使っていたときに、「DNP-2000NE」も可変出力を試したことがあります。

 

このときはアンプがアキュフェーズの「E-380」だったと思いますが、ボリュームを「E-380」から「DNP-2000NE」代えると音が悪い方に変わりました。

 

ボリューム機構って大切なんだなと思ったものです。

今回もボリュームを「Su-9 Pro」にするとかなり音が悪くなったので、「PA200」はインテグレーテッドアンプとして使います。

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この使い方だと「PA200」の音量問題は解決しません。

だけど、音量の差が大きいといっても使えないわけではありません。

 

ちなみに「Su-9 Pro」の使いこなしとして、固定音量出力にしてもMAXで出力されるとは限りません。

 

可変出力設定で音量を最大限にした設定したあとで、固定音量出力にすれば最大で出力されます。

 

可変音量出力で音量を小さく設定すれば、固定音量出力でも、その音量が固定出力されるので注意が必要です。

「Su-9 Pro」は音量最大で固定出力にしたほうが音はいいようです。

 

そうなると「PA200」のXLR接続によるブリッジ接続がやりにくくなります。

「PA200」のブリッジ接続では、「PA200」の音量は使えなくなります。

 

前段の機器で音量調整しないといけなくなるのです。

予定している「Su-9 Pro」から「PA200」2台のブリッジ接続だと、「Su-9 Pro」のボリュームを使わなければいけません。

 

まだ、1台しか「PA200」を持っていないですが、「PA200」2台目を購入、ブリッジ接続を試す予定なので困ってしまいます。

まあ、それはそのとき考えるとしましょう。

 

気になったところ二つ目。

 

  1. スタンバイ状態で背面のスピーカー端子が光る

これは謎の設定です。

電源オン時は光らないのですが、オフにしてスタンバイになるとけっこう明るくスピーカー端子が光ります。

 

これはいったいどんな意味があるのだろう。

部屋の電気を暗くすると機器の背面が明るいのです。

この対策は主電源オフにすればいいだけですが。

 

と、数日使ってこのような問題はありますが、音は素晴らしいです。

私が責任をとることでできませんが、一度「PA200」を使ってみて!

と言いたい。

 

以上です。

さようなら!

 

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