こんにちは、つよしです。
「WiiM Amp」とラックスマンの「L-505Z」の比較は終わりました。
「WiiM Amp」は健闘しているものの、やはり価格差は大きいという結論になりました。
これで「WiiM Amp」のテストは終わりでもよかったのですが。
せっかくなので、まだ何か試そう!
思いついたのが、「WiiM Amp」の入力の比較です。
3種類の接続方法を試しました。音源はいつも通りAmazon music。
1.「WiiM Amp」のWi-Fi入力
2.ネットワークストリーマー「WiiM Ultra」経由のアナログ入力
3.「WiiM Ultra」経由のデジタル入力
RCAアナログケーブルと光デジタルケーブルは「WiiM Amp」付属の製品にしました。
「WiiM Ultra」経由のアナログ接続は「WiiM Ultra」のDACを経由することになります。
わざわざ「WiiM Ultra」を経由して「WiiM Amp」に接続する人は、あまりいないと思われますが。
「WiiM Ultra」を持っているので試してみました。
結論から言うと、3種類の違いはわかりませんでした。
直接、信号入力するなら「WiiM Amp」のWi-Fi入力がいいはず。
もしくはDACの性能からいくと「WiiM Ultra」経由のアナログ入力が音はいいのではと予測しましたが。
それぞれ2日間ですが、違いを見いだすために真剣に聴きました。
でも、差がない。ぜんぜんわからない。
せめて「WiiM Ultra」経由のアナログ接続は違いがあってほしい。
しかし、わからないものはわからない。
この結果から「WiiM Amp」は他のネットワークストリーマーを経由するより、「WiiM Amp」のWi-Fi接続が一番無難です。
他の機器がいらないので費用も発生しないし。
DACが違うのに音の差がない理由を考えてみました。
おそらく「WiiM Amp」はアナログ入力されたものは、一度デジタル変換してから信号処理し、再度アナログ変換していると予想しています。
「WiiM Amp」のくわしい説明などないので推測ですが。
「WiiM Amp」のDACはESSの「ES9018 K2M」、「WiiM Ultra」のDACは「ES9038 Q2M」となっています。
「WiiM Ultra」のDAC「ES9038 Q2M」のほうが性能は上です。
それなのに音の差がないのは「WiiM Amp」でA/D変換してD/A変換するのが理由でしょう。
この結果から「WiiM Amp」の手前でいいDACを使用しても音の差は出ないのでは?
「WiiM Amp」で音質を上げるのは難しいのでは?と推測しています。
ネットワークとアンプの一体型なのが「WiiM Amp」のいいところ。
その分、音質向上は難しい。
私のメインシステムのようにネットワークストリーマー「WiiM Pro Plus」→DAC「SU-9 Pro」→アンプ「PM-12 OSE」のように細分化して担当する部分をせまくしてあげると、DACだけ変更する、なんてことができます。
やはり「WiiM Amp」は、サブシステムのように簡単に音楽再生するのを目的する人向けですね。
「WiiM Amp」のテスト期間、ラックスマンの「L-505Z」は1週間お休みしました。
1週間後、「WiiM Amp」の接続をはずして「L-505Z」に戻すと感動しましたね。
やっぱり「L-505Z」のほうがいい!SNがずいぶん違います。
「L-505Z」だと音量を上げたくなります。
「WiiM Amp」ではそんな気持ちにはなりませんでしたから。
これでホントに「WiiM Amp」のテストは終わりです。
気が向いたら「WiiM Amp Pro」を購入して「WiiM Amp」と比較したいと思います。
以上です。
さようなら!