「めざせMRIの達人」を読むとMRIの達人になれるかも
今回は、ひさしぶりにMRIの本を買ったので感想です。
「めざせMRIの達人」は巨瀬先生の本です。
MRIを撮るほうではなく作るかたですね。
さすがに詳しさ種類が違う感じです。
以前、MRI学会でポスター発表がたまたまとなりになって
緊張したのを思い出します。
詳しさの質がぜんぜん異なります。
内容は以前インナービジョンという雑誌に連載されていたものです。
5年くらい前です。
当時読んだ記憶がありますが、もう1度読みたくなって購入しました。
一般的なMRIの本とは毛色が異なっています。
上辺でなく根っこの方が書かれています。
ちょっとくわしくなった方向けですね。
私が興味深かったのは、ダイナミックレンジ問題です。
たくさんの本でサンプリングについてはふれてあります。
ですが、ダイナミックレンジに関してはほとんど記載されていません。
サンプリングももちろん大切ですが、
ダイナミックレンジの決定も大切なはずです。
なぜならMR信号の強さはダイナミックレンジに依存していますからね。
そんな、大切なのにあまり他の本に記載されていないことが書いてあり参考になります。
この本を読むと、もしかしたらMRIの達人になれるかも。
興味ある方は1冊いっとく?
値段もお手頃だし。