こんにちは、つよしです。
今日は仕事のお話。
今度と言うか、今日から体幹部の全身MRI検査をはじめようと思っています。
以前、診療科の方から全身MRIについて数回質問を受けたことがありました。
ただ、当時は装置が古く対応できないと話をしていました。
今年から装置が新しくなり、それも可能となってきました。
3TなのでDWIBSの画質がどうか?検査時間はどうか?
などクリアすべき課題はありましたが、新装置を任せている後輩が条件を作成してくれました。
空き時間が少ないので、ボランティア撮像はしていないですが、おそらく大丈夫だろう。
という段階まできました。
最近は業務時間外にボランティア撮像をするという雰囲気はなくなっており、新しい検査をはじめるには厳しい時代になってきています。
それでも、やや見切り発車にはなりますが、実際の検査をはじめようと思っています。
それぞれの診療科へ連絡すると、全身MRIのことにまったく興味がないというか知らない方、興味アリアリの方、反応はそれぞれでした。
おそらく有用な画像が得られるので検査数は増えてくると思います。
あとは実際に検査をしてみて、画質を調整していくことになるでしょう。
こんな感じで新しい検査をはじめると周りのスタッフがついてこられなくなるのです。
MRIに興味がないスタッフが多いですから。
私は患者さんによい画像を提供できるなら、新しいことをはじめることに貪欲です。
まあ、かなり前向きなタイプだと思います。
でも、周りのスタッフは現状維持が好きなのです。
新しいことを覚えたくないけど、私についていかないといけないので、仕方なくついていくみたいな状況でしょうか。
そうすると、周りから浮いた存在になるのです。
申し訳ないと思いますが、患者さんに役に立つ画像を提供するのが私たちの仕事ですから。
それに私自身がMRIの世界を広げていきたいのです。
それが疎まれる存在になってしまうのですが。要は面倒くさいヤツになってしまうのです。
現状維持は後退しているってことじゃないの?とか思うのですが、大多数の人は毎日同じことの繰り返しを望んでいます。
でも、みんなと同じ状態になるのは本意ではないので、周りにどう思われようとも自分の進めたい方向へ向かっています。
自分だけ浮いている存在であるのが、うれしいわけではないですが。
理解者が少ない中、前を向いて進むのは結構大変です。
そんな状況を変えたほうがいいかもと、私をMRIのリーダーからはずしてもらうようお願いしたのですが、それはやってほしいという上司からの答えでした。
それなら私の思う方向へ進んでいくので、後輩の方には必死についてきてもらわないといけません。
ということで、今度は病院全体に広報して、全身MRI検査のはじまりです。
検査がたくさん増えても私は1円ももらえないし、誰からもほめてもらえるわけではありませんが。
以上です。
さようなら!