やっと新しいMRI装置の予算がつくかもしれない件

投稿者: | 2022年5月10日

こんにちは、つよしです。

 

タイトルの通りやっと新しいMRI装置の予算がつきそうです。

確定ではありませんが。

 

古いMRI装置はもう17年目をむかえています。

故障することも多いし限界です。

 

それでやっと更新が決まりそうなのですね。

いつまで使うかなと思っていたので、うれしいです。

 

装置は1.5Tか3.0Tかどちらかなと思っていたのですが、3.0Tになりそうです。

これもよかった。

 

もう1台の既存の装置が3.0Tなのです。

磁場強度が違うと画質が異なります。

 

今までそれで使用してきましたが、磁場を指定されることが多く大変苦労してきました。

検査の順番を入れ替えたり、患者さんをお待たせするのでお詫びしたりして。

 

そんな日々からやっと解放されると思うとうれしい。

まだ、確定ではないけど。

 

私の所属する施設は中規模の病院です。

そこでMRI装置を購入するとなるととても大きなことです。

 

もしかして、他の高額な予算がかかる案件に予算がつくとMRI装置更新は延期です。

それは避けたいですね。

 

メーカーの部品供給が完全ではありません。

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保守もできる範囲で行っている状況です。

 

MRI装置を使いたいなら更新するほかないのです。

でも、予算がないのでだまし、だまし使用している。

そんな状況なのですね。

 

いい加減、装置を更新しないと完全に停止してしまいます。

ですので、今年度のMRI装置更新をとても期待しているのです。

 

新しい装置のカタログを見ているとすごいですね。

かなり進歩しています。

 

次回の装置ではまだ私が使用したことのない圧縮センシングが使えます。

現在では当たり前のソフトになりましたが、使ったことのない身としてはこれだけでも楽しみです。

 

さらに、現在はAIを使用してノイズの少ない画像になるようです。

実際の画像が見たくてウズウズしてしまいます。

 

新しいソフトも使用してみたいものがたくさんあります。

気になったのが脳のAPTイメージング、GABAが測定できるスペクトルスコピー、肝臓の脂肪定量ができる6ポイントDIXON、肝臓の硬さが測定できるエラストグラフィー、多断面同時励起できるマルチバンドなど。

 

やばい、私のMRIに対する好奇心が刺激される!

驚くほどMRIでできることが増えていますね。

 

ただ、今、あげたものは全てオプションになります。

すべていれると価格が上がってしまうのが欠点です。

 

はたしてどうなるでしょう?

しかも、さらに別のもう1台の装置のアップグレードまでしたいと思っています。

 

そうしないと新しい装置との性能差が大きくなって困るのです。

そこまでいくと2億円を大きく超えてきそうな予感が。3億円になるかも。

 

これは厳しい。

新しい装置購入とアップグレード。

両方できると最高ですけどね。

 

以上です。

さようなら!

 

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カテゴリー: MRI