こんにちは、つよしです。
SHANLING「SM1.3」の端子による音の違いを試してみました。
アナログ出力はRCAとXLR、デジタル出力は光、同軸、I2Sです。

I2S専用のケーブルは持っていませんでしたが、HDMIケーブルでもアリとのことだったので、HDMIケーブルで試しました。
アナログ出力はSMSLの「PA400」に接続。
デジタル出力はSMSLの「SU-X」に接続しました。

まずはアナログ出力のRCAとXLRを試しましたが、音の違いはわかりません。
どちらも上質です。
次にデジタル出力ですが、ここで問題が。
I2Sのピンアサインが「SM1.3」と「SU-X」で合わないのです。

I2Sは統一された規格がないようで、19個のピンの役割がメーカーによって異なります。
これを合わせないと音が出ない、左右反転などいろいろな不都合が生じてしまいます。
そうなることがメーカーもわかっているので、ピンの役割を変更できます。
「SM1.3」は10種類、「SU-X」は2種類変更できます。
それぞれのマニュアルをじっくり眺めて同じものを探してみましたが、「ない」。
しかも、2台のマニュアルが左右逆なので、さらに見にくい。
間違い探しのようでしたが、10種類もパターンがあるなら、2台で同じ設定があるはず。
と、決めつけていましたが、「SM1.3」と「SU-X」で同じピンアサインがありませんでした。
仕方がないので、「SM1.3」のピンアサインを「SU-X」に近い設定のタイプ7を選びました。
まあ、結果的にちゃんと音が出ていればいいわけです。

それでQobuzの音は出たのですが、Amazon musicでは音が出ませんでした。
10種類すべての設定でAmazon musicの音は出ませんでした。うーん。I2Sは難しい。
ということで、Qobuzで光、同軸、I2Sを試しましたが、特に違いはわかりませんでした。
なんとなくI2Sがいいような気がしましたが、ブラインドではわからない気がします。
では、「SM1.3」ではどの出力でも同じなの?
といった疑問になりますが、正直どれでもいい気はします。
アナログ出力とデジタル出力なら違うだろう?
ということになりますが、アナログ出力で直接アンプに接続しても、「SM1.3」から「SU-X」を経由しても音の変化は小さかったです。
「SM1.3」のDACチップは旭化成の「AK4499EX」、「SU-X」は「ES9039PRO」ですが、音の違いは小さい。
これなら外部DACは必要ありません。
DACチップの違いより「SM1.3」の電源やオーディオプロセッサーの性能がいいのでしょう。
「SM1.3」はレンタルなのでそろそろ返却です。
音がいいなら「SM1.3」をこれからも使いたいか?
となりますが、残念ながら「SM1.3」を使うことはないでしょう。
「SM1.3」には三つの欠点がありました。
一つ目はサンプリング周波数が変わるときに、曲の最初の音が小さくなるところです。
ポップノイズは発生しませんが、おそらくノイズを防ぐために曲の冒頭の音量を小さくする処理がされています。
サンプリング周波数が変わらない曲ならば問題ありません。
でも、プレイリストなどでサンプリング周波数がころころ変わる場合は気になります。
また、曲の冒頭が小さい場合は、そもそもわかりませんが、いきなり大きな音で始まる曲の場合はダメですね。
これがWiiMシリーズと違うところ。
WiiMはまったくこのような現象が起きません。
以前はWiiMでも同様の現象が起こっていましたが、いつの間にか修正されていました。
音の良さでいけばWiiMより「SM1.3」ですが、曲の最初を切る感じは気持ち悪い。
二つ目の欠点は起動に時間がかかることです。
これは「SM1.3」が総合的なネットワークストリーマーなので仕方がないことなのかもしれません。
WiiMだと常時スタンバイ状態なのでスマホで曲を選べばすぐに音が流れます。
「SM1.3」の場合、スマホで電源が入らないので、リモコンまたは本体の電源を入れて1分くらい待たないと曲が流れないのです。
三つ目はスマホでの操作性が悪いところです。
Qobuzコネクトだと問題ないですが、「SM1.3」のアプリだと動作が遅く操作しにくいです。
後の二つの問題は慣れれば大丈夫かもしれませんが、曲の頭部分が切れるのは問題です。
ということで、「SM1.3」の音の良さはすばらしいですが、改善してほしい部分も多い。
レンタルで試すことができてよかったです。
以上です。
さようなら!
