こんにちは、つよしです。
Topping「Pre90」を購入して2週間程度経過したのでレビューをしていきます。
結論から言うと、「Pre90」をこのまま使うかというと「なくてもいいかな」。

というのが率直な感想です。
というのも「Pre90」を使って音が良くなったかと言うと、そんな感じはしません。
SMSLのDAC「SU-X」とSMSLのパワーアンプ「PA400」の間に「Pre90」を入れて使うと音がまろやかになりました。
でも、それがいいかというと悪くはないけど、いいとも思えない。
「Pre90」を間に入れないほうが音の鮮度がいい。
「Pre90」を使うとキレの良い「PA400」の特徴が消される感じです。
接続する機器が多い場合はセレクターとしてプリアンプは必要です。
でも、私の場合はアンプに接続する機器はDAC1台のみ。
だから、プリアンプを使う必要がないのです。
だからといって「Pre90」をすぐに売却するかというと、そうじゃありません。
「PA400」を2台使ったモノラルBTL接続を試すかもしれません。
そのときにボリューム調整用にプリアンプがあると便利です。
だから、そのときのために「Pre90」を持っておこうかと思っています。
ただ、「PA400」にはボリュームがあります。
2台を近い距離で置いておけば、1台のリモコンで2台のボリュームを操作することができます。
もしくはDACの方でボリューム調整してもいい。
そう考えると「Pre90」を持っておく必要はありません。
まあ、あわてて売る必要はないし、じっくり考えようと思います。
「Pre90」はRCAとXLRそれぞれで入出力できます。
前回も書きましたが、どの入出力でも音は変わらない印象でした。
ただ、XLRのほうが出力が大きいので、「ぱっと見」ではなく「ぱっと聴き」ではXLR出力のほうが音は良く聴こえます。
でも、じっくり聴くとどの接続でも音は変わらないという結果となりました。
あと、「Pre90」で気になったのはボリュームを変えるときのリレー音です。
ボリュームを変えると「カチッ」と音がします。
しかも、「Pre90」は0.5dB刻みでボリュームを変更できるので、ちょっとだけボリュームを変更しようとしても「カチカチ」と音がするのです。
調べてみるとアッテネーター式ボリュームの特徴のようです。
リレー音がするけど、音質の劣化が少ないボリュームということになります。
そう考えると「Pre90」のリレー音は納得できますが、気になるものは気になる。
ということで、「Pre90」はやっぱり売却かな?
以上です。
さようなら!
