こんにちは、つよしです。
XLR入力がほしい、という理由だけでSMSLの「PA400」を購入しました。
これまで使っていた「PA200」と比較すると定格出力がとても上がっています。
「PA200」は8Ωで85Wですが、「PA400」は8Ωで200Wとなっています。
あとはSNが109dBから115dBとなっています。
スペックとしては上がっていますが、構造はGaN-FETを使ったD級アンプで同じです。
だから、音質の向上は期待していなかったのですが…
あきらかに音がスッキリして聴こえる。
音の立ち上がり、立ち下がりがいい。
もしかして、これが定格出力の違いかな?
以前、定格出力が10Wのソウルノートの「A-0」を使ったとき、これでもぜんぜん問題ないと感じました。
だから、今回も定格出力が上がっても、特に関係ないだろうと思っていました。
それがいい意味で期待が裏切られました。
「PA200」から「PA400」に変えたうれしい誤算です。
しかも、アンプのメーカーを変えたわけではありません。
だから、純粋に定格出力の違いが音に表れているはず。
定格出力なんて関係ないという、これまでの経験からくる知識が覆されました。
やっぱりオーディオは奥が深い。
もうひとつ良かった点はリモコンで電源オフしたときにスピーカー端子が光らないことです。
「PA200」は電源オフ時に背面が光って困ってしまいましたから。
だから、「PA200」は背面のスイッチを切っていました。
「PA400」ではリモコンでオフすればいいだけなので楽になりました。
「PA400」で気になった点は3つ。
一つ目は電源オン時の「ポップノイズ」が大きい。
「PA200」でもポップノイズは発生していましたが、「PA400」ではさらに大きい気がする。
まあ、電源をオンにしたときだけですが。
二つ目は予想していましたが発熱です。
筐体側面にヒートシンクがつきましたが、それでもかなり熱い。
「PA200」でもかなり熱かったですが、さらに熱いかなというところ。
XLRがステレオに対応しているぶん、チャンネルが増えているので仕方ない。
3つ目が想定外でした。
ボリュームをパスするバイパスモードがない!
これはまいりました。
新しくプリアンプを注文していて、そのXLR接続を「PA400」で試すために購入したのに。
一番アテにしていた機能がなかった。「PA200」にはバイパスモードがあるのに。
困ったけど、仕方ない。この状態でXLR端子を試すしかない。
予想外に音が良かったので、ヨシとしましょう。
以上です。
さようなら!



