こんにちは、つよしです。
欲しいとは思っていませんでしたが、SMSLの「PA400」を注文しました。

現在、SMSLの「PA200」を使っています。
「PA400」の見た目は同じで出力が異なる程度の違いしかなく、本来は必要ありませんでした。
だけど、「PA400」を注文した理由はToppingのプリアンプ「Pre90」を注文したからです。
「Pre90」にはXLR出力があります。
「Pre90」に接続するパワーアンプ「PA200」はXLR入力がひとつでモノラルなのです。
この状況では「Pre90」のXLRを試すことができません。
ということでXLRがステレオの「PA400」を注文したわけです。
「PA200」と「PA400」を比較すると、XLRがステレオになっていることと、出力が向上していることが挙げられます。
「PA200」だと8Ωで85Wですが、「PA400」では200Wとなっています。
別に出力が増えると音が良くなるということはなさそうですが、結果的に同じようなアンプで出力が違う音を経験することができます。
SMSLでは「PA400」と同じような製品で「PA-X」があります。
この2台スペックを比較すると驚くほど似ています。というかほぼ同じ。

「PA400」が10gだけ「PA-X」より重い。ただそれだけ。
同じメーカーが同じスペックの製品を2種類作る理由を考えると単にデザインを変えたかっただけと思われます。
「PA400」は筐体が波打つようなデザイン、「PA-X」はディスプレイが大きく見えるデザインです。
「PA400」だと私が持っているDAC「D200」とデザインが同じ。
「PA-X」だと私が持っていたDAC「SU-X」とデザインが同じ。
「SU-X」は過去形で書いていますが、現在まだ修理中でいつか返ってくる予定。
だから、「PA400」と「PA-X」のどちらでもよかったですが、なぜか「PA400」のほうが1万円くらい安い。
デザイン的にはどちらでもいいと思うので、価格が安い「PA400」にしました。
それに、今Amazonのブラックフライデーで「PA400」が安くなっており、このタイミングだな。
ということで、「PA400」を注文した次第です。
以前、「PA200」を注文したときは「PA400」は発売されていませんでした。
当時、「PA200」の価格が65,000円でした。それがセール価格で「PA400」は71,825円です。
数千円の違いでXLRがステレオになり、出力も上がるので、メリットばかりです。
といいつつ、気になる点が。
それは「PA200」には搭載されていなかったヒートシンクが、「PA400」にはあるのです。
実際、「PA200」の筐体はGaN FETの高速スイッチングでけっこう熱くなります。
「PA200」より出力が大きい「PA400」だとかなり熱くなることが予測できます。
だから、放熱機構が必要なのでしょう。
そこまで発熱が大きいとなると、ヒートシンクがない「PA200」のほうが筐体内の熱の影響が少なく、音には有利かもしれません。
まあ、実際に「PA400」を使ってみないとわからないですが。
「PA200」の出力で十分ですが、「PA400」になり出力が上がると何かいいことがあるかもしれません。
それよりもXLRに対応できるので楽しみです。
以上です。
さようなら!