こんにちは、つよしです。
デノンの「DNP-2000NE」のアナログ出力には固定と可変があります。
通常のプリメインアンプに接続するなら固定出力です。
現在はその方法でアキュフェーズ「E-380」に接続しているのですが。
ふと気づくと「DNP-2000NE」には音量ツマミがあります。
これはヘッドホン使用時に音量を変更するためのものです。
ヘッドホンを使用しない私には関係のないツマミです。
と、思っていたのですが。
そう言えば背面パネルには可変出力があります。
この端子から直接パワーアンプに接続すれば、「DNP-2000NE」で音量の変更が可能になるはず。
でも、パワーアンプは持っていない。
いや、待てよ。
「E-380」はプリアンプ部を使用しないで、パワーアンプ部だけを使用する接続方法があるはず。
音がよくなる気はしませんが、一度「DNP-2000NE」の可変出力を使ってみたい。
接続を変更して、アンプの切り替えスイッチをいじるだけのはず。
でも、アキュフェーズのアンプって「AAVA」というボリュームコントロールが売りだった気がします。
それを経由せず、「E-380」をパワーアンプとしてだけ使うなんてもったいない。
まあ、実験なので。
無料でできるし。
手間は少しだけだし。
もしかして、この設定がアリだと思えば、プリメインアンプ「E-380」からパワーアンプに買い替えてもいい。
接続する機器が「DNP-2000NE」だけなので、セレクターがいらないのです。
現在も「E-380」のプリアンプの機能としては音量を変えているだけ。
これは選択肢が広がりますね。
アキュフェーズのパワーアンプを購入するのもいいかも。
プリメインアンプと決めつけていましたが、接続する機器がひとつで可変出力があれば、プリアンプはなくても大丈夫なはず。
オーディオに対する実験魂が燃えてきました。
「DNP-2000NE」の可変出力に接続。
「E-380」のパワーイン端子に接続し、スイッチを切り替え。
音を出してみると…
音量変更は「DNP-2000NE」本体、リモコンでもできません。
スマホでのみ可能でした。
こうすると「E-380」のリモコンすらいらない。
「DNP-2000NE」のリモコンはそもそも使わないので、スマホだけで音楽鑑賞が完結です。
肝心の音は…
いつもとぜんぜん違う。
よくなったらいいなと思いましたが、まったく違う方向性になりました。
音が中心によって、ステレオ感がありません。
音域は中域だけが強調される感じ。
まったくダメでした。
アキュフェーズサウンドではなくなってしまいました。
プリアンプがアキュフェーズたるゆえんだったのですね。
一週間くらい「DNP-2000NE」の可変出力を試そうと思いましたが、元に戻します。
アキュフェーズって個性がない感じが売りだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。
やや高域よりで、全体的に明瞭な感じがアキュフェーズなのですね。
納得です。アキュフェーズのプリアンプの実力がわかりました。
これでパワーアンプだけで駆動はなしです。
一度試してみてよかったです。
以上です。
さようなら!