こんにちは、つよしです。
今回は文章を書く時のワードの使い方です。
ワードというのはマイクロソフト社の文書作成ソフトです。
Kindleの書籍はワードファイルをKindle用にそのまま変換できます。
他にもHTML、PDF、テキストファイルなどもKindle用に変換できますが、私はワードしか使用したことがないのでワードで文章を書くことを前提に進めていきます。
縦書きか横書きか
小説は縦書き、ビジネス関係は横書きのものが多いです。
ルールはないのでどちらでもかまいませんが、この文章はビジネスの方に属するので横書きで書いています。
アルファベットを書くときも横書きのほうが自然ですからね。
最初の1文字をあけるかどうか?
これもどちらでもかまいません。
形式ばった文章ではありませんので、読みやすければ良いのです。
それよりも文章がずっと続くと読みにくいので3~10行ごとに改行すると読みやすくなります。
文字の大きさの設定自体は意味がありません。
読者の端末の設定で変わりますから。
ただし、章の見出しと本文の文字設定は変えたほうがよいです。
章の見出しは18フォント、本文は12フォントなどです。
大きさ自体は端末でかわりますが、サイズのバランスはそのまま維持されるのでメリハリがつきます。
また、見出しは太字にしたり下線を引いたり網掛けをすると見やすくなのでオススメです。
改ページで読みすく
章の終わりでは改ページを必ずいれます。
改ページをしないと章のはじめが端末の途中からはじまり見にくくなります。
改ページの仕方は章のはじめの文字のところで、挿入メニューのページ区切りをクリックすればよいです。
もしくはショートカットキーでCtrl + Enter キーでもOKです。
目次の設定
ワードで目次を設定するとワードだけでなくKindleでも同じように目次が設定され読みやすくなるので目次の設定は必須です。
目次の設定は目次にしたい文章を選択した状態で、「スタイル」→「見出し1」をクリック。
「参考資料」→「自動作成の目次1」をクリック。
これで目次の作成ができます。
ワードで編集する際はCtrlキーを押しながら目次をクリックすることで、その章に飛ぶので文章が長いときは便利な機能です。
目次の項目が多すぎる場合は章の下にさらに「見出し2」、「自動作成の目次2」を設定すれば、章の下に小見出しが設定されます。
この辺は文章の長さで決めればよいです。
文章の校正、校閲
文章をある程度書いたら誤字がないか、表現の仕方の確認、表記のゆれはないかなどの確認です。
これもワードの機能にあります。
「校正」→「エディター」をクリック。
これで誤字の確認、表記ゆれ、推敲すべき文章が表示されるので修正します。
何度も文章を読み直して読みやすいか、1文が長すぎないかなども確認すると良いでしょう。
できれば家族や友人に読んでもらうことがオススメです。
自分で書いた文章は頭の中に残るので、読み飛ばしてしまいますから。
ただ、Kindleの電子書籍は出版後修正できるので気づいたときに修正してもOKです。
原稿が完成したらKindle previewerで確認
文章を書き終えて出版する前に必要なことがKindle previewerで確認です。
「Kindle previewer」で検索するとダウンロードできます。
端末の種類がタブレット、Kindle端末、スマートフォンと選べるので全てで確認します。
せっかく書いた書籍が意図が異なって表示されるとがっかりですからね。
ワードで作った形がくずれていないか、誤字、目次、フォントなどの確認します。
とくに図をいれた場合は注意が必要です。
アルファベットも表示の仕方がくずれる場合があります。
この場合はワードからそのままKindle用に変換せず、EPUBに変換してからKindle用に変換する方がいいかもしれません。
EPUBとは電子書籍用のファイル形式です。
無料でワードからEPUBに変換してくれるサイトもあるので、それを利用するとよいでしょう。
ずいぶん文章ができてきた感じですね。
以上です。
さようなら!