MRI chemical shift artifact

投稿者: | 2016年11月7日
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chemical shift artifactchemicalshiftするartifactですね(笑)

これは水と脂肪の共鳴周波数がずれていることに起因します。

MRIは水を基準に画像を作成します。

そして、脂肪の共鳴周波数が3.5ppmずれているので、

その分、本来の位置からずれた場所に脂肪が画像化されます。

a0027_002798

このppm表示は、静磁場にかかわらず一定です。

しかし、Hz表示にすると変わってきます。

具体的な共鳴周波数差は3.5×10-6γB0になりますので、

静磁場の強さに依存するわけです。

1.5Tでは223.5Hz3Tでは447Hzになります。

たとえば、バンド幅220Hzの場合だと1.5Tでは223.5/220=1pixel

3Tでは447/2202pixel脂肪が水より低周波数側にずれます。

 

このバンド幅は周波数方向ことなので、artifactは周波数方向にでます。

ちなみにEPIではバンド幅は1600Hzとかになりますので、

chemical shift artifactはでません。

440/1600だと1より小さくなりますからね。

 

しかし、EPIでは位相方向にもバンド幅が存在します。

これが20Hzとかになります。

計算しますと3Tなら440/20=22 pixelになります。

このためEPIのみ位相方向にchemical shift artifactがでます。

それも20 pixelなど、おもいっきりずれた場所にでます。

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よって、EPIでは脂肪抑制は必須になります。

 

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カテゴリー: MRI

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