こんにちは、つよしです。
先日、MRIの勉強会に参加して思ったのですが。
MRIの条件作成をメーカーのアプリケーションの方に任せている施設がわりとあるんだ。
ということを。
それはそれでいいのですが。
MRIのおもしろさって条件作りだと思うのです。
責任はありますが、自分が作成した条件でMRI画像がかわっていくのを見るのがおもしろい。
良くなることばかりではなく、悪くなることもありますが。
あーでもない、こーでもない。
と、自問自答しながら目的とする画像を得る過程が一番のおもしろさだと思うのですけど。
そこをMRIメーカーに丸投げすると、MRI担当者の妙味が失われる気がします。
そんな責任を負いたくない、という方はメーカーに丸投げでいいですが。
自分で条件を作成するととてもおもしろいのに。
私が現在取り組んでいるのが、古いP社の条件を新しいS社の画像に近づけることです。
時代が違う装置なので、どうしようもない部分はあります。
でも、工夫次第でなんとかなるところもあります。
そこをなんとかできるかどうか。
これがやっぱり難しい。
しかも、P社の装置は昔から使っているので、そこまで条件を変更する部分がない。
それでもなんとか考えると、ネタが出てきます。
パラメータ画面を見ながら、じっくり考える時間がとても好きです。
これがあるからMRIの仕事をやっていられるなと思うのです。
私の中では条件をメーカーに丸投げなんて考えられません。
考えて、考えてわからないときにメーカーに聞く、みたいな感じです。
逆に、ひとりで考えすぎると、どうしても視野がせまくなります。
そういうときにメーカーにたずねてアドアイスをいただくようにしています。
メーカーの方もいちいち質問されると面倒でしょうから。
自分とは違う発想が出てくるのでありがたい。
それにメーカーの方は、いろいろな施設の条件に関わっているので、知識が豊富です。
そういう方から意見をいただけるのは参考になります。
でも、最初は自分で考えたい。
そうしないと自分が成長しないから。
体の成長は止まって久しいですが、まだ、脳は成長できる部分があると信じています。
そのためには脳は使わないと。
やっぱりMRIの条件作りが一番楽しい。
ということで、またMRIの条件を考えたいと思います。
以上です。
さようなら!