磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 1問目
こんにちは、つよしです。
最近MRIネタがなくなってきたので、磁気共鳴専門技術者試験の解答でもやっていこうと思います。
過去問は公開されているので、回答と解説なんかをやってみましょう!
ただし、私が回答していくので間違っているかもしれません。
まぁ無料だし、いいですよね。
試験は結構難しいので、気が向いたときに掲載します。
あと、わからない問題、公開されていない問題もあるのでそこはスルーします(笑)。
では、第1問
1) 緩和時間に関する正しい記述はどれか.(正解 2 つ)
1. 縦緩和時間 ≧ 横緩和時間である.
2. T1緩和はスピン-格子緩和とも呼ばれる.
3. T2緩和はスピン-格子緩和とも呼ばれる.
4. スピン-格子緩和時間とは,縦磁化が初期磁化の36.8%になる時間である.
5. スピン-スピン緩和時間とは,縦磁化が初期磁化の36.8%になる時間である.
正解は1,2
縦緩和はいつも横緩和より長いですね。
例外は水だけ。同程度です3000msとか。
他の組織のT1は3桁から4桁msです。
それに対しT2は2桁ですね。水以外。
古典的SEのT2強調は水だけが高信号なのです。
FSEになって脂肪を高信号になりましたが。
T1緩和はスピン格子緩和です。
それに対しT2緩和はスピンスピン緩和と言います。
スピン格子緩和は縦磁化が初期磁化の63.2%に回復する時間です。
スピンスピン緩和時間は横磁化が36.8%に減衰する時間です。
大切なのはT1は回復、T2は減衰です。
こんな感じでやっていこうと思います。
ただ、やってみると難しいので途中でやめちゃうかもしれません。
以上です。
さようなら!