磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 1問目

投稿者: | 2019年3月24日

磁気共鳴専門技術者試験 解答 第13回 1問目

こんにちは、つよしです。

最近MRIネタがなくなってきたので、磁気共鳴専門技術者試験の解答でもやっていこうと思います。

過去問は公開されているので、回答と解説なんかをやってみましょう!

ただし、私が回答していくので間違っているかもしれません。

まぁ無料だし、いいですよね。

試験は結構難しいので、気が向いたときに掲載します。

あと、わからない問題、公開されていない問題もあるのでそこはスルーします(笑)。

では、第1問

1) 緩和時間に関する正しい記述はどれか.(正解 2 つ)


1. 縦緩和時間 ≧ 横緩和時間である.

2. T1緩和はスピン-格子緩和とも呼ばれる.

3. T2緩和はスピン-格子緩和とも呼ばれる.

4. スピン-格子緩和時間とは,縦磁化が初期磁化の36.8%になる時間である.

5. スピン-スピン緩和時間とは,縦磁化が初期磁化の36.8%になる時間である.


正解は1,2


縦緩和はいつも横緩和より長いですね。

例外は水だけ。同程度です3000msとか。

他の組織のT1は3桁から4桁msです。

それに対しT2は2桁ですね。水以外。

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古典的SEのT2強調は水だけが高信号なのです。

FSEになって脂肪を高信号になりましたが。


T1緩和はスピン格子緩和です。

それに対しT2緩和はスピンスピン緩和と言います。


スピン格子緩和は縦磁化が初期磁化の63.2%に回復する時間です。

スピンスピン緩和時間は横磁化が36.8%に減衰する時間です。

大切なのはT1は回復、T2は減衰です。

こんな感じでやっていこうと思います。

ただ、やってみると難しいので途中でやめちゃうかもしれません。


以上です。

さようなら!

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カテゴリー: MRI