「ES9039 PRO」搭載したSMSL社「SU-9 Pro」を使ってみた件

投稿者: | 2024年9月14日

こんにちは、つよしです。

 

ESSの最上級DACチップ「ES9039 PRO」を使ってみたくてSMSL社「SU-9 Pro」を購入しました。

「SU-9 Pro」が届いて1週間。使ってみた感想は…

 

「旭化成とぜんぜん違う」。

「高解像度で最高です!」。

 

「AK4499EX」は旭化成の最上級チップです。

これに対して「ES9039 PRO」はESSの最上級チップです。

 

どちらも最上級なので、そこまで音質に差がないと予想していました。

結果はぜんぜん違いました。

 

私の好みとしては「ES9039 PRO」でした。圧倒的に。

ホントにキレのよい高域です。「AK4499EX」とはあきらかに解像度が違う。

まさかここまでとは。

 

「AK4499EX」も使ってみて新しい発見がありましたが、「ES9039 PRO」も使ってみてよかったです。

 

やっぱり自分で経験することが大切だと改めて感じました。

 

「AK4499EX」を搭載したDACはSMSLの「DO300EX」。

「DO300EX」を購入したのは2024年2月だったと思います。

 

今回の「SU-9 Pro」を購入したのは2024年の9月。

2024年だけで2台もDAコンバーターを購入するなんて、オーディオ好きだね。

まずは箱から。

例によってAmazonからの配送は箱が傷ついてしまっています。

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これはもう当たり前と思わないといけないかも。

中身は本体、リモコン、電源ケーブル、アンテナ、USBケーブル、脚のシール、マニュアルです。

マニュアルは中国語と英語のみでした。

同じSMSLの「DO300EX」は日本語版もありましたが、ほぼ同じ作りなので問題ありません。

 

「DO300EX」と比較して多かったのは設定項目です。

「DO300EX」になくて「SU-9 Pro」にあるのはDPLLという項目。

 

ジッターの影響があるようで、この設定は慎重に行いました。

DPLLは15段階設定できます。

 

小さい数値ほど、音質が向上するようですが、ノイズが目立つ場合があるようです。

適切な数値はPCM FILTERで変わるようです。

 

私が決めた設定はPRE MODEがFIXED、PCM FILTERがMIN PHASE、DSD FILTERは47kHz CUT-OFF、SOUND COLORはSTANDARD、DPLLはMINにしました。

 

PCM FILTERをオフにしてDPLLをMINにするとノイズが目立ちました。

PCM FILTERをMIN PHASEにするとDPLLをMINでもノイズはありませんでした。

 

入力する信号の精度に依存するので、それぞれの環境で適切な値が変わると思います。

 

ベルデンのバランスケーブルでラックスマンの「L-505Z」に接続。

バランス接続では「SU-9 Pro」と「L-505Z」でホットとコールドが異なるので、どちらかの設定を反転させる必要があります。

Linkplayのネットワークストリーマー「WiiM Pro Plus」から同軸デジタルケーブルで「SU-9 Pro」に接続、アンプは「L-505Z」、スピーカーはB&Wの「705S3」です。

2台のDAコンバーターのサイズはこんな感じ。

「DO300EX」でも十分小さいですが、「SU-9 Pro」はさらに小さい。

 

DAコンバーターを「DO300EX」から「SU-9 Pro」にかえると驚くほど音は変わりました。

格段に解像度がよくなり、1音1音、音が耳に届く印象です。

 

また、左右の分離感がよくとても気持ちいい。

メインシステムでは「DO300EX」と「SU-9 Pro」のどちらか気に入った方を使おうと決めていましたが、「SU-9 Pro」が圧倒的に好みでした。

 

でも、「DO300EX」が悪いという意味ではありません。

「DO300EX」は「SU-9 Pro」と比較してまろやかな音です。上品な音ですね。

「SU-9 Pro」を使ったことがなかったので気づきませんでした。

 

これがDACチップの違いか。

実際に自分で試してみてDACチップの違いを認識できました。

 

DAC自体はどちらもSMSLの製品ですが、DACチップの違いは予想以上に大きかった。

 

ということでメインシステムでは「SU-9 Pro」を使うことにしました。

「DO300EX」は売却かな。

 

と、思ったのですが、サブシステムで使ってみるのはどうかな?

KEFの「R3 Meta」には、まろやかな音質である「AK4499EX」を積んだ「DO300EX」が合うかもしれない。

 

サブシステムではネットワークストリーマーに「WiiM Ultra」アナログ出力してアンプに接続しています。

 

これをメインシステムと同じように単体DACを間にいれてもいいかもしれませんね。

1度これをためしてから「DO300EX」は売却していいかも。

 

今回は旭化成とESSの最上級DACチップを搭載したDAコンバーターを比較しました。

結果としてはESSが好みだということがわかりました。

 

以上です。

さようなら!

 

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