こんにちは、つよしです。
デノンのネットワークプレイヤー「DNP-2000NE」を1週間使ってみての感想です。
これまで使用してきたマランツ「SACD 30n」と比較すると…
全体的にはあまり変わらないかな。
マランツの方が高域よりで繊細、クールな感じ。
デノンは中低域よりでウォームな感じ。
そこまで差はないですが、区分しようとすればこうなると思います。
買い替えてよかったかというと微妙です。
これまでに書いた通り、「SACD 30n」の経年変化を回避するためという理由が大きいです。
「DNP-2000NE」も使い続ければ慣れてくるでしょう。
ふと気づけばCDを再生する機器がなくなってしまいました。
中学生のときにCDを再生する機器を購入した記憶があるので、30数年たってとうとうCDが再生できない環境になりました。
近年はサブスク全盛なので逆にアナログ回帰という現象も起こっています。
さらにCDをあえて再生するという方向もあります。
でも、全体的に考えるとネットワークオーディオでいいと思うのです。
CDの方がデータよりいいという評論家もいます。
それもレコードと同じでしょう。
元は同じデータから作成されています。
データが劣化する方向になる方がいいとは思えない。
人間の耳はアナログなので、ノイズがあった方がいいと思うかもしれません。
要は気持ちですね。
データならば正確な方がいいですが、感覚ならば正確でなくてもかまわない。
ということで私はついに回転盤からお別れしました。
もしかしたら、将来的に円盤に復帰するかもしれませんが。
話は戻りまして「DNP-2000NE」の設定はすべて完了しました。
使わない入力、出力はすべてオフにしました。
オフにしても音の変化はわかりませんが。
これも気持ちの問題です。
あとはマランツ製品と違うのはフィルター設定がありません。
マランツ製品では、おそらくDACのフィルターを選択していると思うのですが、フィルター1と2があります。
どちらに変えても音の変化がわからないので、フィルター1にしていました。
「DNP-2000NE」はその設定がないのがいい。
音の変化がわからない設定を検討するのはモヤモヤしますからね。
今回の件で私の考えるオーディオの人生ゲームみたいなものは「あがり」になったと思います。
デジタル系では音の変化は少ない。
劇的に音が良くなることも悪くなることもない。
ちょっと音色が変わるだけみたいな。
これに気づくと先がありません。
次のステージ、高級オーディオの人生ゲームにいくか。
それともこのまま終わったゲームをもう1度するか。
高級オーディオのステージに行くには多額の資金を必要とします。
これは大変。
だから、現在のミドルクラスくらいの人生ゲームを楽しむというのが無難です。
ただ、このクラスにも楽しみはあります。
それはスピーカーです。
スピーカーだけはおもいきりアナログなだけにメーカーによる音の変化が大きい。
これを楽しむ余地は残されています。
ただ、好みでないスピーカーに当たったときのショックは大きいですが。
ということで、ネットワークプレイヤーで遊ぶのは終わりです。
「DNP-2000NE」を数年使用すれば、1台くらいは新しい機器が発売されると思うのでそのとき買い替えです。
以上です。
さようなら!