老朽化したMRIが週1の頻度で壊れるので、泣いています。

投稿者: | 2022年12月14日

こんにちは、つよしです。

 

老朽化したMRI装置はあと2ヶ月使用しないといけません。

 

最近は故障ばかり。

1週間まともに稼働することが難しくなってきました。

 

あと少しと言っても2ヶ月あります。

予約患者さんを待たせるのがきつい。

 

正式な部品保有期限が切れているのに無理に使おうとする施設側の問題ですが。

特にRFアンプが故障します。

 

昔のアンプなので真空管を使用しています。

これが一番のネックです。

 

真空管は切れると、新しいものに換えるしかありません。

でも、その真空管アンプ自体はもう生産されていないので、修理しながらだましだまし使っているのです。

 

真空管だけでなく、アンプそのものが壊れるのです。

私たち操作者は大変ですが、修理するメーカーも大変。

 

同じ内容で何度も訪問してもらい修理ですから。

これが困るので、廃棄するのですが。

 

今時、MRIに真空管を使用している装置ってあるのですかね?

真空管は一部のオーディオマニアだけのものでしょう。

 

昔のMRI装置なので大電流を流すのに真空管が必要だったのでしょう。

ただ、なんとも弱い。弱すぎる。

スポンサーリンク

 

以前はそんなに壊れていなかったのですけどね。

まぁ、寿命ということです。

 

さらにアンプが置いてある機械室のエアコンも壊れてしまいました。

2台エアコンがあってなんと2台とも壊れました。

 

機械室は真夏の暑さです。

なんとか1台は復旧したので、1台のみで稼働しています。

 

これも危うい。

機械室の温度が上がるとアンプが壊れるのですね。

 

あと2ヶ月エアコンももてばいいのですが。

 

それにしてもMRIは高額機器なのでなかなか購入してもらえません。

完全な保守ができない装置を使うのは、スタッフ、患者、みんな困ってしまいます。

 

使い続けるならいつか買い替える時期がきます。

それを無理矢理先延ばししてもいいことはありません。

 

私が経営する立場ではないのでくわしいことはわかりません。

ただ、長期的な展望を見据え装置を更新することが病院の運営に必要だと思います。

 

私の所属する施設は古い装置ばかりですからね。

実はたくさんの施設がそうかもしれませんけど。

 

また、コロナで赤字の病院がたくさんあるようです。

コロナ補助金がないとやっていけない。

 

そういう施設も多い。

日本の人口が減り病院も減っていくでしょう。

 

装置の更新をしなくて廃棄という方向もアリでしょう。

昔だったら考えられませんでしたが、現在は装置を減らしていく施設もあるでしょう。

 

私としてはとにかくあと2ヶ月。

もう少し壊れないで稼働してほしいと思っています。

 

日々の予定がうまくいかなくて大変なのです。

 

以上です。

さようなら!

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

カテゴリー: MRI