こんにちは、つよしです。
最近、毎日病院見学にくる学生がいます。
毎年、数名は来ていましたが。
それにしても今年は多い。
なぜだろう?
と考えると、医療業界全体が縮小しているようです。
日本全国的に規模を拡大して攻める時代はとうの昔に終わっていたのですね。
人口減は怖いものです。
それに、60歳以上の雇用も増えて新人の求人が少なくなっているようです。
さみしい時代であります。
私が就職するときは学生に対して求人が何倍もありましたから。
しかも、私の就職試験の倍率は1倍。
1倍というのは一人募集で一人しか受けにきていない状況です。
努力しなくても受かる状態でした。
倍率1倍で落ちると恥ずかしいなと思った記憶があります。
時代の流れは早いものです。
今は10倍とかになっていそうですね。
そんなに給料がいいわけでもないし、特徴もないのに。
それでも求人が少ないので人気の施設になってしまうのです。
医療職なので、食いっぱぐれがないと思っていましたが、そんな時代でもなくなりました。
今の私からすれば、そこまでして病院に就職する必要があるかな思いますが。
別に組織に所属しなくても生きていける時代になったし。
そこで気づくのです。
私がいるので一人分空きがないのですね。
私がいなくなれば、一人求人が増えるのです。
でも、私としましてもとくに収入のアテがあるわけではありません。
もう、病院で働くのは十分ですが、ほかに稼ぐ仕事もない。
これから就職希望の方には申しわけないですが、私の席を譲るわけにもいきません。
私自身がほかに稼げる方法をみつければいいのですが。
そのときは、次の方に席を喜んで譲ります。
病院で働くというのはストレスがたまります。
患者さんの方が権利が強いから。
それに自分で医療費をほとんど払わない高齢者がすぐにクレームをいれますからね。
ホント、病院で働くことは消耗します。
できれば、早く私の場所を新人にゆずりたい。
まあ、そう思いながらも週末を楽しみに仕事をしているわけであります。
病院で働いても報われる気はしませんが、なんとか生きている状況ですね。
私がこんな感じだから、やっぱり若い方には病院で働くのはオススメできませんけどね。
がんばって高い倍率をくぐり抜けてまで、ストレスのたまる仕事をする必要はないなと思ってしまいます。
以上です。
さようなら!