MRI SSFP

投稿者: | 2017年1月29日
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SSFP

 

今回は、SSFP(steady-state free precession)です。

日本語では定常状態自由歳差運動です。

 

漢字で書くと難しい。

 

GREでは、TRを短くしてT1強調像を取得しています。

T1強調にしたいので、残存横磁化をなくすことがGREの特徴です。

 

SSFPはこの残存横磁化を利用します。

そして、TRをごく短くすると3つのエコーが重なります。

FID、SE(Hahn echo)、STEです。

 

1つのRFで発生する信号がFID。

2つのRFで発生する信号がSE(Hahn echo)。

特別に90-180度パルスの場合がSEで、

それ以外のα-α度パルスで発生するechoがHahn echoです。

3つのRFパルスで発生する信号がSTE(stimulated echo)です。

 

この3つの信号まとめて収集するのが、

True SSFPやBalanced SSFPなどです。

 

Balancedというのは一つのTR内で傾斜磁場が正負対称で、

バランスがとれているからです。

Balanced SSFPではきっちりSSFP状態にしなければアーチファクトがはげしく発生するので、

RFの正確さや静磁場均一性、TRを短縮できる装置の性能が問われます。

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Balanced SSFPはGRE系にもかかわらず、flip angleは大きく設定します。

1.5Tでは90度とかですね。

コントラストは強いT2強調になります。

 

使用目的は冠動脈や門脈、腎動脈などの血管系、心臓のcineなどですね。

撮像時間が短いのにSNが高いことが利点です。

 

3TではSARの制限や磁場の不均一などで、

Balanced SSFPは少し苦手になります。

以上です。

 

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カテゴリー: MRI

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