MRI EPI

投稿者: | 2016年11月10日
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EPI

EPIは超高速で撮像するためのシーケンスです。

励起パルス印加後にk空間すべてを充填します。

励起パルスが90°, 180°であればSEEPI、α°のみの1回ならGREEPIになります。

 

SE型はDWIGRE型はPerfusionなど磁化率を強調する撮像に使用します。

 

なぜ、高速になるかというとSEでは毎回再収束パルスを印加します、

GREでも毎回励起パルスを印加します。

 

その時間が存在しないので高速で収集できます。

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どの程度、時間差があるかをecho spaceで考えます。

SEGREでは速くても4msとかでEPIだと0.5msとかになります。

 

このスピードが拡散や灌流現象を捉えるとき有利になるわけです。

Trade-offとしては

1.  磁化率artifact、ゆがみがひどい

2.  位相方向にchemical shift artifactがでる

3.  空間分解能が低い

4.  騒音がおおきい

これらは、k空間を一度に充填することに起因しますので、

k空間を分割して充填する方法もあります。

もちろん、得意のスピードが失われます。

磁化率artifactやゆがみを少なくするにはデータ量を少なくするしかありません。

ですので、必然的に空間分解能は低くなります。

 

位相方向にchemical shift artifactは以前かきました。

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騒音に関しても高速で磁場を反転させるので、抑制することは困難になります。

 

しかし、数十秒でDWIが撮像でき脳梗塞などが評価できるので、

EPIは現代のMRIの重要な役割を担っているといえます。

 

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カテゴリー: MRI

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