MRI 息止めT1強調で撮像時間を短縮

投稿者: | 2018年5月2日
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MRI 息止めT1強調で撮像時間を短縮

 

今回は、呼吸停止下での撮像時間短縮について書きます。

以前、撮像時間短縮を書きました。

それとかなりかぶりますが、息止めの時間内での撮像時間短縮についてです。

 

高齢化が進む中で、息を止める短い時間でも無理な方が増加しています。

また、CTは息止めが気にならないほど撮影時間が短くなっています。

MRIはそんなところには到達していませんが、撮像時間を短くしたいですよね。

 

ということで、いってみます。

圧縮センシングはなしで。

使ったことないので。

 

  1. マトッリクス減少

これは簡単です。

トレードオフは分解能低下です。

 

  1. パラレルイメージング

分解能をおとすことなく撮像時間を短縮できます。

トレードオフはSN低下、展開エラーです。

 

  1. スライス厚増加

息止め可能という限られた時間ですので、

スライス厚を厚くすることもありでしょう。

トレードオフはスライス面内の分解能低下です。

 

  1. 飽和パルスの除去

もし、必要のない飽和パルスを印加しているなら、

それを削除すれば撮像時間を短縮できます。

トレードオフはアーチファクトが増加する場合があることでしょうか。

 

  1. 受信バンド幅増加

受信バンド幅を広くしてあげれば、

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収集する時間が短くなり最短TRを短縮できます。

トレードオフはSN低下です。

 

  1. 傾斜磁場強度を増加

傾斜磁場強度をMAXまで上げると撮像時間を短縮できます。

トレードオフはSAR増加、騒音増加、深部神経刺激の増加です。

 

  1. ハーフフーリエ

データ収集量を減少することです。

トレードオフはSNの低下です。

 

  1. フリップアングル低下

特に3Tで有用です。

トレードオフはT1コントラストを維持できなくなる。

下げすぎるとプロトン密度強調になってしまいます。

 

  1. B1磁場の低下

これも3Tで有用です。

RFのエネルギーを低くすることによって撮像時間を短縮できます。

トレードオフはRFの浸透低下です。

 

このように息止めの撮像時間を短縮したいときは、

これらのような方法をもちいればよいと思います。

 

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カテゴリー: MRI

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